麗霆"子 レディース!!総長最後の日

劇場公開日:

解説

レディースと呼ばれる女暴走族の生きざまを描いたシリーズ第2弾。監督は前作に続いて中田信一郎が担当。原作はもとはしまさひでの同名漫画。主演も前作同様、元おニャン子クラブのアイドル・渡辺美奈代がつとめ、坂上香織、浜崎あゆみ、佐藤忍らが共演している。

1995年製作/日本
配給:パル企画
劇場公開日:1995年7月22日

ストーリー

女暴走族集団、悪魔女族(ゾンビィ)や血護苦(ジゴク)との戦いから半年。千葉房狂会・麗霆”子(レディース)の二代目総長・創山さとみもやがては引退の時を迎えることになる。そのレディースに、母親の恋人に犯され母親にも軽んじられて居場所を失ったみさきが新メンバーとして加わってきた。その代わりに、好きな男ができたよし子は掟通りにケジメの制裁を受けてレディースをやめていく。そんな折、関東制覇を目論む埼玉暴走連盟・羽衣天女が千葉に進出し宣戦布告してきた。総長の上月は副総長のかおりと信子に徹底的な奇襲攻撃の命令を下し、そのあまりな過激さにレディースはゾンビィやジゴクなど千葉のチームと連合してこれに対処する。しかし羽衣天女はよし子まで襲い、ケンカの域を越えゾンビィやジゴクを痛めつけたため連合チームの面々は解散を考えるが、レディースだけは意地と根性を失わなかった。この状態を知ったさとみの父親は、羽衣天女のかおりと会って金を渡し、抗争を止めるように話す。かおりは母親違いのさとみの妹だった。かおりの心は母親への思いやさとみへの思いで揺れるが、結局金を返しに来てさとみと出会い、さとみは異母妹の存在を初めて知る。この話を立ち聞きしたみさきは、あえてさとみに羽衣天女へ攻め込もうと提案するが、乗り気でないさとみの様子を見て裏切られた思いになり、一人で羽衣天女へと斬り込んだ。羽衣天女の上月から連絡を受けたさとみは、やはり一人で乗り込みリンチを受ける。それを見たかおりはリンチでなくタイマンで勝負を決めようと上月に持ちかけ、姉妹の二人が闘うことになった。さとみとかおりはそれぞれの思いを拳に握りしめて戦い、勝負はさとみの勝利に終わる。さとみはレディースに戻り、私情を持ち込んだ自分は総長失格だと告げて引退を決意、仲間からケジメの制裁を受けた。かおりの方も勝負に負けたため上月らから酷いリンチを受け、たどり着いたさとみの家の前で父と姉にみとられて息を引き取る。上月を許せないさとみは羽衣天女のもとへ向かうが、みさきも他のレディースのメンバーもやはり総長はさとみだと認め、彼女たちは羽衣天女と戦ってすべての決着をつけるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0渡辺美奈代主演は同じだけど、他のキャスト変更、繋がりも変わっていて...

2020年10月29日
PCから投稿

渡辺美奈代主演は同じだけど、他のキャスト変更、繋がりも変わっていて、話自体もつながっていない。父もガッツ石松じゃない。
ミサキ(浜崎あゆみ)が母子家庭の中学生ヤンキーで、麗霆子に入団する話と、埼玉暴走連合の羽衣天女の副総長がさとみの実の妹という話があって、千葉と埼玉のレディースで争っているという状態。
みんなで観光したり温泉入ったり海遊びにいったりとか修学旅行みたいなシーンけっこうある。好きな男の名前を刺青で彫るんだけど、別れたら前の彼氏の名前はタバコの根性焼きをしてヤケド痕で消す。ケンタロウって漢字3文字で消すの大変だったよーとかウケた。
羽衣天女のクレイジーな攻撃にジゴク、ゾンビは戦うのをやめる宣言。
ボロ負けしていた千葉だったが実の姉妹タイマン対決を制してさとみが勝利。その後も収まらずゴチャゴチャあるが妹殺されてブチ切れたさとみが埼玉勢を壊滅させた。
レディースの絆を重視していて見応えのある内容だった。

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