見たい度推移(赤線は公開日)


鈴木光司の同名ベストセラーを映画化した作品。「女優霊」の中田秀夫がメガホンを取り、グロテスクな描写やショック演出に頼らない正統派の恐怖映画に仕上げている。“そのビデオを見たら1週間後に死ぬ”。そんな噂の実態を探り始めた浅川玲子は、ついに問題のビデオを見てしまう。別れた夫、高山竜司とともに、その映像に秘められた謎を追及し、ある女超能力者の悲劇に突き当たるのだが……。刻一刻と迫り来る“1週間後”。短い中に豊穣なイメージがぎっしり詰まったビデオ映像が静かな凄みを発揮して、思いもかけぬラストまで連れていってくれる。公開時は後編に当たる「らせん」を伴映。2本続けて見ずにはいられないという上映形態も、物語の構成に見事にリンクしていた。



