劇場公開日 1981年8月7日

ラブレター(1981)のレビュー・感想・評価

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2.0ラブレターは書かない

2021年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ロマンポルノなんだからしょうがないけど、メリハリもないまま詩人が死んでしまう。唯一、キャラ設定で面白かったのはアパート経営する隣人の加賀まり子。その元夫である仲谷昇が、未練たらしく近所の公園でブランコをギコギコ鳴らしたりするのだ。愛人の詩人は気まぐれで、すぐに自宅の生活に戻ったりして、うさぎ(有子のこと)を寂しがらせ、彼女は次第に不眠症になり精神を病んでゆく。仲谷昇も不眠症となり、うさぎの家に泊まったりするのだが、加賀まり子がそれを見て嫉妬し、一度だけ肉体関係を・・・

 “ラブレター”と言っても手紙のやりとりなど一度もない。詩人がうさぎの内股に“とし”と刺青を彫ったことがラブレターの意味なのだろう。最後には詩人は若死にしちゃったから、若い愛人のうさぎは今後どうなるんだろう?内股の刺青を残しちゃったし・・・

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kossy