楽園(2000)

劇場公開日:

解説

船大工の老人とその孫娘、獅子舞一座の青年の心の交流を、船作りを通して描いたドラマ。監督・脚本は「君が元気でやっていてくれると嬉しい」の萩生田宏治。撮影を「SHADY GROVE」の田村正毅が担当している。主演は「がんばっていきまっしょい」の松尾れい子と「君が元気でやっていてくれると嬉しい」の荒野真司、そしてロケ地でスカウトされ出演することとなった谷川信義。スーパー16ミリからのブローアップ。

2000年製作/90分/日本
配給:サンセントシネマワークス
劇場公開日:2000年6月17日

ストーリー

都会の高校へ通うのを辞め、九州の小さな島にある祖父の家に身を寄せているスズエ。彼女はスーパーでアルバイトをしながら、船大工をしている”じいさん”の世話をしていた。ある日、バロンと呼ばれるバリ獅子舞の巡業一座のリーダーであるシンジが、ひょんなことからじいさんの仕事を手伝うようになった。仕事と言っても、誰に頼まれた訳でもなくじいさんが勝手に木造帆船を作っているだけなのだが、じいさんの仕事ぶりに心惹かれたシンジは、一生懸命に船作りを手伝う。そして、はじめはそんなふたりを遠巻きに見ていたスズエも、徐々に形を成していく船と作業に没頭するふたりの姿に親近感を憶え始めるのだった。だが秋祭りの夜、じいさんは船の竣工を間近に突然この世を去ってしまう。身の寄せ場を失い、迎えに来た両親に連れられ島を離れるスズエ。しかし、シンジは爺さんの後を引き継ぎ、一座のメンバーであるヒトミとフクオと共に船を完成させ、海に出すのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
萩生田宏治
プロデューサー
仙頭武則
小林広司
協力プロデューサー
柘植靖司
プロデューサー補
近藤亮一
制作担当
篠塚智佳子
撮影
たむらまさき
美術
花谷秀文
装飾
須坂文昭
音楽
茂野雅道
録音
菊池信之
整音
松本能紀
音響効果
今野康之
照明
岡野敏二
編集
掛須秀一
衣裳/スタイリスト
松井律子
助監督
井上潔
スチール
渡邊俊夫
造船指導
平田慶喜
全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る