夜逃げ屋本舗2

劇場公開日:

解説

自己破産した人々を狙う悪徳な債権取り立て屋に戦いを挑む、“夜逃げ屋”たちの活躍を描くドラマ。「夜逃げ屋本舗」(92)の続編。前作では夜逃げの最後の切り札として登場した自己破産だが、今回はその自己破産のその後を描く。監督は前作に続き原隆仁、主演も同じく中村雅俊が演じる。

1993年製作/日本
配給:東宝
劇場公開日:1993年5月15日

ストーリー

夜逃げ屋として活躍し源氏雅彦は野口、相沢ら旧社員に新入の三神を加えて、新たに『ライジングサン』という名の代書屋、即ち自己破産手続きの代行を請け負う仕事を行っていた。彼らのもとにやって来る柳沢やOLの高井、銀行員の大島らはうまく自己破産し、返済の義務から解放されるが、彼らにお金を貸していた新珠昭一の会社・新珠金融の方は債権回収がままならず、遂に倒産してしまう。その裏には新珠金融の元社員である豊富ファイナンスの社長・豊富福次郎の策略もあった。返済の滞っている不良債権を買い上げ、法律的には債務の削減した自己破産者にやくざまがいの方法で返済を迫る豊富は新珠金融をまんまと乗っ取り、さらに妻・聡子の勧めもあってライジングサンの門を叩き自己破産手続きを進める新珠や、他の自己破産者にも次々に追い打ちをかける。柳沢は自殺。追い詰められた新珠も自殺を図り、一命をとりとめたものの、度重なる悪質ないやがらせに怒りの頂点に達した源氏は新珠一家の救出を決意、夜逃げ屋を復活させた。懸命にそれを阻止しようとする豊富のもとから見事に新珠を夜逃げさせた源氏は、その後も豊富への戦いを続けることを誓うのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

1.0中山忍。

2022年10月29日
iPhoneアプリから投稿

構成、脚本、演出、演技、全て60点、だから経年に耐えぬ凡作に。
エッジの効いたマルサ 2、ウシジマ2を想う。
中村、風間、細川何れもヘタ以前に配役ミス。
熱演らしきベタ演が事柄に終始噛み合わない空回りがイタい。
中山忍の可愛さだけが収穫。

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きねまっきい

3.0題名は「夜逃げ屋」だが、今作品は原則、代書屋 → 夜逃げは最後に1回のみ

2021年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1.含蓄のある会話はあるが、前作と比べ笑える場面が少ない
2.殺伐としてて、心が躍らない、最後の夜逃げを観てもスッキリしない
3.新珠昭一(風間杜夫)は、①心が弱すぎる、②行動が馬鹿すぎる
4.弱い者の泣き言の映像が多い
5.かつ、悪質取立屋が裁かれないまま映画終了
6.最後まで、夢のない映画で少しガッカリ

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KEO
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