悶え(1964)
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悶え(1964)

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解説

平林たい子源作“愛と悲しみの時”を「黒の凶器」の舟橋和郎が脚色「黒の切り札」の井上梅次が監督した風俗もの。撮影もコンビの渡辺徹。

ストーリー

新婚初夜、妻という名の新しい人生の出発に、千江子は、真新しい褥の中で、あわただしかった今日の一日を思い出した。多勢の参列者の祝福を受けて、千江子は五井物産調査課長上田庄一郎と結ばれたのだった。そして思い出の一夜を箱根にもった二人だったが、何故か庄一郎は、千江子の横に臥しながら、千江子に触れようとしなかった。泣いて問い正す千江子に庄一郎は、交通事故によって能力がなくなったことを告げた。ショックを受けた千江子だが努力して、夫の回復を待とうと決心した。翌日、ホテルで偶然友人のみつ子に出会った千江子は、夫の部下で、みつ子の友人である青年石川を紹介された。石川はその日、千江子の美貌にひきつけられた。結婚一カ月が過ぎようとしていた。だが庄一郎の努力も虚しかった。互いに満しあえぬ日々に、二人の心の中は激しく苦悶していた。そんなある日、千江子はみつ子や石川と箱根に旅行した。箱根では石川が千江子の身体を求めて来たが、持ち前の機敏さで虎ロを脱すると、夫のもとへ帰った。庄一郎は、二人の気持を落着かせるために、千江子に人工受胎をすすめた。その頃石川は、伯母白木須磨子の世話で、神子島しづ子との婚約話が持ちあがっていた。それを聞いた千江子は、かすかな嫉妬を覚えた。やがて人工受胎を決意した千江子は、誰のとも判らぬ子供を産むのなら、石川の子供を産みたいと、石川をホテルに誘った。だが、それに気づいた庄一郎は、ホテルの部屋に入ると、石川を殴り倒して、千江子をベッドに運んだ。庄一郎の内部に、初めて荒々しい感情が燃えたのだ。千江子は、厚い男の胸に顔をうづめて初めて幸福の正体をつかんだ。...

スタッフ

監督
脚色
舟橋和郎
原作
平林たい子
企画
藤井浩明
撮影
渡辺徹
美術
後藤岱二郎
音楽
三木稔
録音
須田武雄
照明
安田繁
編集
関口章治
スチル
薫森良民

キャスト

作品データ

原題 The Night of the Honeymoon
製作年 1964年
製作国 日本
配給 大映
上映時間 91分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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