右向け左! 自衛隊へ行こう

劇場公開日:

解説

不純な理由から空挺部隊に志願した若者が、厳しい訓練と仲間との交流を通して成長していく様を描いた「愛と青春の旅だち」ふうのコメディ。監督はこれが劇場映画デビューとなる冨永憲治。脚本は自衛隊出身で、「WINDS OF GOD」でも脚本・主演をつとめている今井雅之が担当している。防衛庁、陸上自衛隊、航空自衛隊の全面協力を得て撮影されたことも話題になった。

1995年製作/93分/日本
配給:ケイエスエス
劇場公開日:1995年4月22日

ストーリー

陸上自衛隊戦車部隊に所属する坂田は、何をやらせてもいい加減な軽い男。ある日、憧れの浅野雅子三曹が陸上自衛隊の中でもエリート集団として有名な空挺部の広報班に転属されたことを知った坂田は、早速自分も空挺部に志願し、入隊の訓練のために空挺部の駐屯地へ赴くのであった。ところが、彼が入れられたグループは、戦車部隊でも一緒だった鬼班長の山口や自衛隊入隊同期の赤木を始め、勉強はピカイチなのに体力のない楠、銃器マニアの松永、肥満児の河合、愛国主義者の三輪、県会議員のおぼっちゃまの間宮、居眠りが特技という吉川、ラップ野郎の伊東、そして武闘派のくせして高所恐怖症の渡辺とクセ者ばかり。しかも、彼らの教官が泣く子も黙る鬼軍曹・鬼塚ときたから、坂田にはたまったものではなかった。シゴキは厳しく、チームワークもうまくとれなかったが、それでもなんとか降下資格基準検定にパスしたグループ一同は、いよいよ実降下訓練に臨む。これに合格すれば、晴れて空挺部隊の一員となれるのだ。期待と不安に胸を膨らませて空へ旅立つ坂田。だがその頃地上では、三人組のギャングがお金持ちの医大生たちの別荘でバカンスを楽しんでいた雅子たちを人質に立てこもるという事件が発生していた。そうとは知らない坂田は、恐怖のために降下のタイミングを外してしまった渡辺に巻き込まれた鬼塚とともに、着地予定地から離れた雅子のいる別荘へと降り立ってしまうのだった。坂田たちもギャングに捕まり人質となってしまうが、坂田が機転を利かせたお陰でギャングを倒し、雅子たちを救出することに成功する。結果、坂田はその功績が認められ、無事試験にも合格。立派な空挺部隊隊員となって、仲間たちと空挺訓練学校を卒業していくのであった。

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