幌馬車は行く
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解説

中江良夫の原作を、直居欽哉と窪田篤人が共同で脚色し、「海の情事に賭けろ」の野口博志が監督した赤木圭一郎のアクションもの。撮影も「海の情事に賭けろ」の永塚一栄。

ストーリー

蜜蜂と季節の花を追い、蜜を求めて移動養蜂隊は今日も旅をつづける--養蜂隊の隊長山善老人が孫娘十美を迎えに駅まで行った帰途、負傷し道に倒れている青年を連れて帰った。青年の肩の傷は銃弾によるもので、彼の将来を考えて老人は警察にはとどけなかった。二日後彼は意識を回復した。彼の名は野上雄介、列車を襲い機関士を射殺して逃走中のギャング団の一人だった。雄介は十美や老人の親切さに、ともすれば追われる身を忘れた。数日後、一味のサブと柄政が幌馬車隊にまぎれこんだ。二人はピストルを持って強引に居すわった。十美を襲った二人を雄介がたたき出した。雄介は十美をしっかと抱いた。翌日、雄介と十美が町に出た。町には一味のボス鬼島がいた。彼は雄介を呼んで強盗の手伝いをしろといった。雄介は拒否した。その夜、鬼島らは養蜂隊に乱入した。隊員たちは雄介の前身を知って驚き、十美も彼をののしった翌朝、養蜂隊は出発した。雄介は何かを決意した。鬼島は幌馬車を山に登るように命じた。拳銃の前には拒めなかった。鬼島の情婦あけみは雄介を誘惑した。夕方、一行の頭上をセスナ機が旋回した。翌日は雨、隊員の妙子が産気づき、雄介は医者を呼びに行こうとした。が、鬼島らに袋叩きになった。これをみた老人ら隊員たちは団結した。夜明け、雄介は秘かに妙子を馬車にのせて山を下った。柄政らが後を追った。雄介は柄政を倒し、十美に妙子をまかせて出発した幌馬車を追った。その頃、セスナ機からの報告を受取った警官隊は山を包囲し、洞窟に一味を追いこんだ。鬼島は老人をタテに反抗した。駈けつけた雄介は洞窟に向った。鬼島の凶弾の前にあけみが立ちふさがった。そのスキに雄介が飛びこんだ。格闘の末、鬼島は断崖から落ちて死んだ。--高原を去って行く幌馬車隊を、雄介はいつまでも見送っていた。...

スタッフ

監督
脚色
直居欽哉
窪田篤人
原作
中江良夫
企画
芦田正蔵
撮影
永塚一栄
美術
小池一美
音楽
山本直純
録音
高橋三郎
照明
三屋三郎
編集
辻井正則

キャスト

作品データ

原題 Ginza Tomboy
製作年 1960年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 79分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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