蛇の道(1998)

劇場公開日:

解説

幼い娘を殺された男と、彼に手を貸した謎の男が繰り広げる復讐劇を描いたバイオレンス・ドラマ。監督は「CURE」の黒沢清。脚本は「リング」の高橋洋。撮影を「萌の朱雀」の田村正毅が担当している。主演は「虹をつかむ男 南国奮斗篇」の哀川翔と、「RAMPO」の香川照之。16ミリからのブローアップ。

1998年製作/85分/日本
配給:大映
劇場公開日:1998年2月21日

ストーリー

幼い愛娘を暴行の末、殺害された宮下は、偶然知り合った塾の講師・新島の協力を得て、犯人への復讐を企んでいた。ある組織の幹部・大槻を拉致監禁した彼らは、拷問にも似たやり方で実行犯を暴こうとする。やがて、大槻の口から檜山という男の名前があがった。ところが、その名前を聞いた途端、宮下がひどく狼狽し始めたのである。彼は以前、その男と関係を持っており、彼の恐ろしさを知っていたのだ。それでも、次第にイニシアティヴを持ち始めていた新島の勢いに押されて、宮下は檜山を拉致。大槻と共に監禁し、娘を殺害した犯人の名前を吐かせようとする。ところが、新島が宮下に黙って、大槻と檜山にある提案をしてしまう。適当な名前を出して、犯人をでっちあげようというのだ。保身の為に、大槻たちは有賀という名前をあげる。一方その頃、檜山の女・コメットさんが、檜山捜索に乗り出していた。おとなしそうな容貌とは裏腹に、執念深い彼女の手は徐々に宮下らに迫ってくる。そんなこととは露知らず、新島をすっかり信用しきっている宮下は、罪を擦りつけあう大槻らを殺すと、新島と共に有賀拉致に乗り出した。いよいよ捕らえた有賀を連れて、ふたりは宮下の娘が殺害され、その模様がビデオに収録されたある廃工場へ赴く。そこは、新島の娘が暴行殺害された現場でもあった。宮下は、新島の娘もまた、大槻や檜山たちが製作したロリコンビデオの犠牲者だったことを、そこで初めて知る。宮下の行方を追って、工場へやってきたコメットさん一味。宮下と新島は、憎き組織を次々に銃殺していく。だが、その最後に新島が宮下を殴り倒した。実は、宮下もロリコンビデオの販売の担当として組織に絡んでおり、新島はそんな宮下を利用して、組織壊滅を狙ったのだ。宮下を監禁した新島は、復讐の最後として、宮下の娘が殺される模様を収めたビデオを彼に観せるのだった…。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0あまり

2022年12月18日
iPhoneアプリから投稿

バイオレンスが苦手なのと、話のオチがイマイチでした。

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ミカ

3.5首に刃物が刺さるシーンの効果音が電子音なのがよかった

2022年7月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

首に刃物が刺さるシーンの効果音が電子音なのがよかった

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ケ

2.0まあまあ

2022年2月16日
PCから投稿

話はシンプルでした。

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aaaaaaaa

3.0謎の男

2016年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

娘を誘拐され、惨殺された男(香川照之)が、犯人らしい人物を誘拐・監禁して自白を迫る。
この男には謎の協力者(哀川翔)がいて、積極的に関わってくる。
監禁した男が犯人は別の男だ、と言うと、信じてまた誘拐してきて監禁する。
謎の男がとても不気味。

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いやよセブン
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