ベイビー・クリシュナ

解説

人間嫌いな考古学者と、彼の家に転がり込んだネパール人の天真爛漫な青年との向上を描いた作品。監督は「こわされた夏の幻」の高岡茂。脚本は高岡と太田和司が共同であたった。撮影を「風の王国」の浅井龍雄と朝倉義人が担当している。主演は「タイムリープ」の加藤賢崇。

1998年製作/87分/日本

ストーリー

京都の大学で考古学を研究している佐々木。彼はかなり老成しており、人を相手にするのが苦手になっていた。そんなある日、12年ぶりの高校の同窓会の帰り、佐々木と元ガールフレンドのエリの車が自転車に乗ったアジア系外国人男性をはねてしまう。だが、男は警察沙汰になるのを嫌がって立ち去ってしまう。数日後、同僚の古田と繁華街を歩いている佐々木の前に、あのアジア系外国人が路上で物売りをしているのに偶黙出くわす。ネパールのポカラから来たという彼の名前はクリシュナ。ネパールで知り合った日本人女性をたよりに京都に来たものの、彼女は冷たく彼をあしらい、滞在費を稼ぐために路上で物売りをしていたのだった。佐々木は事故で怪我をさせた責任感から彼に名刺を渡す。やがて行き場を失ったクリシュナは名刺をたよりに佐々木の下宿に居候し、二人のちぐはぐでおかしな同居生活が始まる。クリシュナのタガの外れたナンパぶりにあきれ返ってしまう佐々木だったが、あまりにも価値観の違うクリシュナの存在は、彼の去った後の佐々木の心に優しいぬくもりを残していったのだった。

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