武闘派仁義

劇場公開日:

解説

経済組織に蔵替えした組からはみ出したやくざの孤独な戦いを描くアクション。牛次郎原作・那須輝一郎作画の劇画『掟の紋章』(実業之日本社・刊)を原作に、「昭和鉄風伝 日本海」の佐々木正人が監督。脚本を佐々木と中田昌宏。撮影を佐光朗が担当。

1993年製作/日本
劇場公開日:1993年7月3日

ストーリー

十年前に敵対する組長を射殺して大和田組に帰ってきた武闘派ヤクザの児島武士にとって、今の経済ヤクザ全盛の時代は肌に合わなかった。居場所を失くした彼は刑務所時代に知り合った相馬銀次と児島組を旗揚げするが、敵対関係にある江原組と抗争を起こしてしまい、報復を恐れた大和田組長は児島らを破門する。若頭の岸上は二人にカタギになるよう説得するが、スジを通そうとする児島は耳を貸さず、逆に銀次が江原組の若頭の命を奪ってしまった。大和田は江原組との手打ちの条件として二人の首を差し出すことを約束するが、岸上は大和田に杯を返し、児島に加勢。壮絶な戦いの末、児島は大和田、江原を仕留めるのだった。

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