豚の報い
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豚の報い

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解説

豚のもたらす厄を落とす為に、神の島を訪れた4人の男女が巻き起こす騒動を描いたファンタジー。監督は「犬、走るDOGRACE」の崔洋一。又吉栄喜による同名小説を、「愛を乞うひと」の鄭義信と崔監督自身が共同脚色。撮影を「残侠」の佐々木原保志が担当している。主演は、小澤征爾の長男で本作でスクリーン・デビューを飾った小澤征悦、「BeRLiN」のあめくみちこ、「パイパティローマ」の上田真弓、映画初出演の早坂好恵。

ストーリー

沖縄浦添市。豚小屋で生まれた過去を持つ正吉は、19歳の大学生。彼がいつものようにスナック・月の浜・で泡盛を飲んでいると、突然、トラックから逃げ出した豚が店に飛び込んできた。店のネーネー(お姉さん)であるミヨ、暢子、和歌子の3人は大騒ぎ。中でも和歌子は豚に襲われ、マブイを落として(気を失って)しまうのであった。それから数日後、豚がもたらす厄を落とす為、彼らは正吉の生まれ故郷である神の島・真謝島へ厄払いに出かけた。真謝島へ到着した一行は、正吉の知り合いの民宿に投宿。その夜は、みんなで飲んで乱痴気騒ぎを展開するが、民宿のおばさん・カメがベランダから落ちて入院してしまう。さて翌日、土砂降りの雨に見舞われて厄払いは中止になった。暇を持て余したネーネーたちは、民宿の主人が提供してくれた豚を調理する。ところが、その肝(チム)にあたって寝込んでしまうのだった。またしても豚の厄に見舞われたネーネーたち。お陰で正吉は大忙し。中でも一番症状の酷いミヨを背負って診療所へ運んだり、彼女の下の世話をさせられたりと酷い目にあう。しかし、暫くするとみんなの病気は完治した。島を出る日、正吉はネーネーたちに一緒に父のウタキ(御嶽)に詣でてくれるように頼んだ。実は、正吉には別の目的があったのだ。それは、海で死んだ正吉の父の骨を拾うこと。海で死んだ人間は、島のしきたりで12年間埋葬することが出来ない。そして12年目の今年、正吉は父の遺骨を風葬地に見つけ、そこにウタキを作ったのだ。死んで神様になった父なら、豚の厄を落としてくれるに違いない。ネーネーたちを説得した正吉は、彼女らと父のウタキへ向かう。...

スタッフ

監督
脚色
鄭義信
崔洋一
原作
又吉栄喜
プロデューサー
仙頭武則
協力プロデューサー
甲斐真樹
プロデューサー補
近藤亮一
撮影
佐々木原保志
水中撮影
長田義夫
李星郁
美術
磯見俊裕
音楽
大熊亘
音楽プロデューサー
高橋研一
録音
細井正次
整音
松本能紀
音響効果
今野康之
照明
金沢正夫
編集
掛須秀一
衣裳
松井律子
製作担当
氏家英樹
助監督
中嶋竹彦
スクリプター
小泉篤美
スチール
渡邊俊夫

作品データ

製作年 1999年
製作国 日本
配給 ビターズ・エンド=サンセントシネマワークス
上映時間 118分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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