見たい度推移(赤線は公開日)


小学校のときの同級生だった女性が、海難事故で行方不明に。遺体が発見されないまま、始められた葬式に集まった彼女のクラスメイトや恋人たちが“彼女”を回想していく。一見、ノスタルジックな味わいの青春映画ながら、印象が希薄で不在の主人公を登場人物それぞれの記憶と関係性から浮き彫りにしていく語り口に、群像劇ならではの躍動感がはじける。記憶によってたたずまいが変化するヒロインを麻生久美子が妙演。当時、人気のあったお笑い集団“ジョビジョバ”のマギーや土屋久美子、光石研ら個性派の競演も楽しく、とりわけ北村一輝が麻生とのやりとりで見せる生々しい男女のリアリティーは圧巻。



