見たい度推移(赤線は公開日)


恋人を拳銃自殺で死なせてしまったCM制作会社のサラリーマン合田は、それがトラウマとなって拳銃の魅力に執着するようになっていく。そんなある日、彼は不良グループの少女・千里らに脅され、金をとられてしまう。グループへの復讐心に燃える合田は、自ら拳銃を作って乗り込んで行くのだが、計画は無残にも失敗。しかし、その後本物の拳銃を求めて街をさまよう彼は、死に急いでいるかのような千里に不思議なシンパシーを覚えるようになっていく……。世界的に注目され続けるインディーズ映画界の鬼才・塚本晋也監督が、硬質かつ生理的なモノクロ映像で、都市の闇と、世代間の衝突と共感、そして人間の死と生を描いたバイオレンス映画。かつて「鉄男 TETSUO」を製作していた頃はオヤジ狩りをする世代に属していた監督が、今ではオヤジ狩りをされる世代に回っていることを、強く自覚しながら演出しているかのような節も感じられる作品である。



