罵詈雑言

劇場公開日:

解説

87年に「家庭教師」で衝撃のデビューを飾って以来、「島国根性」「ザザンボ」と過激な題材と大胆な手法で一作ごとに大きな反響を巻き起こしている渡辺文樹監督の最新第4作。今回も監督の地元・福島県で起きた変死事件を題材に、事件の再現ドラマと関係者への監督自身による取材の様子を折りまぜながら、セミ・ドキュメンタリー・タッチでつづっている。

1996年製作/114分/日本
配給:BARI・ZOGONオフィス
劇場公開日:1996年5月25日

ストーリー

昭和天皇の生命維持装置が外されたころ、福島県のある村の原子力発電所で、チェルノブイリの事故に匹敵する惨事が起こりうるようなトラブルが発生していた。原発の運転管理責任者はすぐに運転を停止するよう本社に掛け合ったが、「正月の真っ只中に東京に送る電気を止められるか」と逆に一喝され、JR上野駅で抗議の投身自殺をした。彼の四散した遺体を収拾するところを目撃した同じ原発で働くナオユキという青年は、翌月の村長選挙の後、恋愛関係にあった村の美人教師・ユミの家の汲み取り式便所のコンクリート便槽の中で、腐乱死体となって発見された。警察はいとも簡単にこの事件を覗き目的の事故死として処理し、当のユミもナオユキとは面識がないと関係を否定する。納得のいかないナオユキの両親は地元警察の制止を振り切り、遺体を司法解剖に持ち込んだ。ナオユキの遺体を検視した県警嘱託の監察医は事故死の結論を覆しはしなかったが、その直後に34年間の監察医としての職を突然、辞したのだった。ナオユキの父親から事件について聞かされた渡辺文樹は、事件の関係者たちに次々と話を聞いていく。取材の過程で渡邊は、遺体発見の通報が警察に入るより以前に、2台のバキュームカーの出動要請がなされていたことをつきとめた。ナオユキの死には村長選にからむ買収事件が深くかかわっており、警察を含めた地元の有力者たちによって徹底した真相隠しが行われたらしい。依然として真実は闇の中であった。村では地元選出の大物国会議員と村長とが、巨大サッカー場を建設する代わりに全国一のマンモス規模の原発を誘致しようとしていた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0例のアレ

2021年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

駅前の電柱、街路樹に張り巡らされた禍々しいイラストのポスターとえげつない煽り文句の数々!
観に行くでしょう!普通!←行かないか( ̄▽ ̄;)
そして地元では「金返せ!」コールや焼き討ちまではなかったのですが、映画が終了した時の、文化会館大ホールに満ちたぽっかーん感は今でも忘れることができません。
なんだか“とてもイヤなもの”を見てしまった不快感転じる謎の快感だけは☆3点の評価につながりました。
隣に座っていためちゃくちゃかわいい女子を映画の感想を語り合うという口実でお茶に誘いたかったのですが「何を語ったらええねん!」状態でスルーしてしまったのも良い思い出。←よいかぁ…(^_^;
そして観た場所のチェックは映画館でよいの?

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野球十兵衛、