旗本退屈男 謎の竜神岬
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旗本退屈男 謎の竜神岬

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解説

昭和五年「旗本退屈男」(原作・佐々木味津三、脚本・監督・古海卓二、共演・大江美智子、小夜文子)に始った市川右太衛門のこのシリーズは「旗本退屈男 謎の竜神岬」で三十本めである。佐々木味津三原作を「血文字屋敷」の結束信二が脚色、「お坊主天狗」の佐々木康が監督、撮影は「血文字屋敷」の松井鴻。

ストーリー

玄海灘の怒涛に臨む竜神岬は、天刑病舎があるため世人が恐れ近づがぬ謎の岬だった。ある夜、この岬から医師祐軒と大橋が逃亡を企て、重傷を負った大橋は祐軒の家にたどり着いて息絶えた。祐軒の娘みゆきは父の身を案じて岬へ向ったが覆面の一団に襲われた。危機を救ったのは折よく来合わせた早乙女主水之介の諸羽流青眼崩し。主水之介は黒田藩に武器弾薬などの禁制品密輸入の疑いありとして、探りに来たのだ。父の安否を尋ねて家老桜井兵部太夫を訪れたみゆきは、意外にも監禁され、隙をみて抜け出したところを目付役早川左馬助に助けられた。助手である網元の若主人若十と連れだって岬にやって来た主水之介は、強引に病舎を案内させ何事かを掴んだ。折から満月の夜が訪れ、主水之介は桜井が竜神岬に出かけたとの注進を受けて駆けつけた。潮が満ちて日頃海面の上にある洞窟が格好の水路となり、華麗な地下の大広間に次々と密輸品が運びこまれていた。洞窟に忍び入った主水之介は、芳蘭と名乗る不思議な女に会った。先代黒田侯と恋仲だった彼女は兵部太夫の策略により侯が命を絶つと、その復讐だけを生き甲斐に機をうかがっていたという。明けて博多名物どんたくの日、大広場には城主忠継の席も設けられその最高潮に達した時天刑病人の不気味な一団が押しよせて広場は騒然となった。それをみて兵部太夫らは忠継公を包囲した。慌てふためく役人、町人共の中にゆうぜんと割って入った男、主水之介だ。人々の制止も聞かず一群にとびこむと、病人を装った逆賊を相手に獅子奮迅の大活躍。修羅場と化した広場も、左馬之助の活躍もあって騒ぎは収まった。お家乗っ取り、さては幕府顛覆を計った兵部太夫も主水之介の慧眼の前に崩れ去ったのである。...

スタッフ

監督
脚色
結束信二
原作
佐々木味津三
企画
田口直也
新海竹介
撮影
松井鴻
美術
鈴木重平
音楽
山田栄一
録音
中山茂二
照明
増田悦章
編集
宮本信太郎
スチル
熊田陽光

キャスト

作品データ

製作年 1963年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 88分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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