女侠 夜叉の舞い

劇場公開日:

解説

極道の養父に育てられた娘が、養父の死をきっかけに裏社会に蔓延る悪を根絶やしにすべく立ち上がる姿を描いた任侠アクション。監督は「極道の妻たち リベンジ」の関本郁夫。高村圭と川崎三枝子による原作コミックを基に、「極道の妻たち 死んで貰います」の高田宏治が脚色。撮影を「チンパオ 珍宝的故事」の伊藤嘉宏が担当している。主演は、新人の妃今日子。スーパー16ミリからのブローアップ。

2000年製作/99分/R15+/日本
配給:東映ビデオ
劇場公開日:2000年7月22日

ストーリー

幼い頃、抗争で極道の父を亡くし、新宿で最も伝統のある極道一家”夜叉神会“の組長・夜叉神達造の養女として育てられた舞は、大学の卒業式の日、目の前で達造を何者かに殺されてしまう。最愛の養父の仇を取るべく、若頭の神崎と共に犯人探しに乗り出す舞。そんな矢先、彼女は関西の暴力団・鬼士山組が中国系マフィアと組み、新宿進出を企んでいることを知る。だが、それを裏で手引きしていたのは神崎だったのだ。達造が御法度にしていた麻薬の取引に手を染め、夜叉神組組長の座を狙う神崎。全てを知った舞は、生みの親と育ての親から引き継いだ”極道の血“を目覚めさせ、腐敗した中国人を退治すべく秘かに来日していた元中国人民軍特殊部隊の殺人兵器・リュウと共に養父の仇である神崎を倒すと、暗黒街の検察”ジュクの夜叉姫“となり裏社会の悪に立ち向かっていくことを誓う。そしてその後、リュウと深く結ばれた舞の背中には夜叉の刺青があった。

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