夏祭り

劇場公開日:

解説

仕事に疲れてふらりと旅に出た女性演歌歌手とちんどん屋のふれ合いの物語。監督・脚本は「ドドンパ娘、川を行く」の二見薫。主人公を演じる秋本千波のほか(挿入歌「夢千代の里」センチュリーレコード)、ちんどん通信社がちんどん囃子や南京玉すだれ、ラッパ踊りなどの芸を、また河内家秋水が音頭歴20年の河内音頭を披露している。

1992年製作/日本
配給:FILM春夢
劇場公開日:1992年6月27日

ストーリー

演歌歌手の梓しのぶはピンクびらと見まがうような自分のポスターを見て、発作的に夜のステージをすっぽかし、ふらりと日本海へ向かう列車に飛び乗る。車内で寝入っていたしのぶがあわてて飛び降りたのは、ひとつ手前の竹田駅。しかも舞台衣裳の入ったスーツケースを車内に忘れてしまった。出会ったちんどん屋を手伝って町内を練り歩き、駅に戻ったところ、しのぶのスーツケースを持ったおっさんが列車に乗って行くのを見つけ、ちんどん屋と車で後を追うが見失ってしまう。その夜、ちんどん屋と宿をともにしたしのぶは、“だるま食堂”の大騒ぎに巻き込まれる。翌朝、スーツケースを持って行ったのは音頭取り満五郎だと知る。盆踊り大会で鉢合せしたしのぶと満五郎は演歌VS河内音頭の歌合戦を繰り広げ、やんやの喝采を浴びる。翌日、歌う喜びを再発見したしのぶは列車に乗り、町を去る。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
脚本
二見薫
製作
荒木真
撮影
松浦昭浩
美術
金城恒次
音楽
佐原一哉
録音
岡隆一郎
照明
中田秀
助監督
大田和司
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