劇場公開日 1985年6月15日

友よ、静かに瞑れのレビュー・感想・評価

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4.5再視聴にも耐えられる和製ハードボイルド。崔監督の忘れがたき作品

2022年12月12日
PCから投稿

初視聴の時、予想外の感興が得られ、印象に強く残っていた作品。
今回の再視聴ではじっくり演出の意図などにも思い巡らせ、監督訃報の後だけにより深く感慨を新たにした。

北方謙三原作では山梨が舞台らしいが、それを沖縄としたことで舞台効果が鮮明となり、気怠い空気感も相俟って得も言われぬ心境にさせられた。

また何年か後に見てみたい。

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resuwisshu311

2.5面白かった

2022年8月14日
iPhoneアプリから投稿

面白かった

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りょ

5.0繰り返し観た作品

2013年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館、DVD/BD、TV地上波

泣ける

悲しい

興奮

俺が、北方謙三を初めて知ったのは、この映画の予告編だった。
その時から劇場で公開されるまでに、この作家の小説は20冊以上読んでいた、と俺は思う。つまり北方ワールドにドップリ浸かった状態で、劇場に足を運んだのだ。
最初の印象は、かなりガッカリな感じだった。
理由は明確で、ポスターに撮影された藤竜也で造られていた主人公イメージと比べるとスクリーンに映された藤竜也の主人公は、終始ボロボロな感じがしたからだ、と俺は思う。
しかしその後、北方謙三の作品を読む度にスクリーンのイメージの方が強くなって来て、もう一度観たい!て思った時にはロードショーは終わっていて、途方にくれた覚えがある。
その直後くらいに、レンタルビデオができて、松田優作の映画なんかと一緒にしょっちゅう借りていた。当時付き合っていた女がディズニー映画中心に借りて来るので、いつもどれを先に観るかで喧嘩になったっけ。
話が横道に逸れたが、この作品のすごいところは、原作の世界観をスクリーンで表現するためにステージをまるっきり変えて、キャスティングを完璧にして、後は藤竜也をどれだけかっこ良く撮影するか、だけで出来ている単純さだ。小説の再現、に集中してメッセージ性とかは全て原作に任せる。原作が良いとこれだけで済むって事の見本だな。
ラストとかで、今ではちょっと小っ恥ずかしい表現もあるけれども、やっぱり良い映画だ、と俺は思う。

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ジャッカル