劇場公開日 1957年8月25日

透明人間と蠅男のレビュー・感想・評価

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3.0恐怖の“蠅男”現る! …立ち向かうのは、透明人間!?

2018年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

興奮

 DVDで鑑賞。

 奇抜さに富んだ設定と、大映らしいおどろおどろしさのある特撮ホラーの佳作。

 タイトルからして興味をそそって来るじゃありませんか…。堪らん!(笑)
 特撮ファン特有の回路を刺激して止みません…。
 「透明人間と蠅男」…まさに異色の組み合わせ。
 一体どんな対決が繰り広げられるのか、めちゃくちゃ気になりました。

 飛行中の旅客機のトイレや、誰も出入りできない部屋での殺人事件が連続発生。捜査陣は完全に不可能な状況下で行われる犯行に、ものの見事に翻弄されてしまいます。
 それらは全てとある出来事で誕生した“蠅男”の仕業でした。
 そして蠅男の魔の手は刑事にまで及び、ついに殉職者が…。
 自分の能力に溺れ列車爆破テロまで行った蠅男に、首都東京は大パニックに陥ります。
 小さいが故にいつどこに現れるか分からず、もしかしたらすぐ傍にいるかもしれないという恐怖が大都会に充満していきました…。
 そんな蠅男に立ち向かおうと、勇気ある青年科学者が立ち上がりました。恩師が開発していた装置を使って自ら透明人間となり、この脅威に戦いを挑む決意を固めました。
 透明人間対蠅男―奇想天外な対決カード、その勝負の行方や如何に…。

【余談】
 蠅男役を、「あぶない刑事」シリーズの近藤課長でお馴染みの中条静夫が演じていることに驚きました。本能のままに殺人を犯していく男を熱演していました。上手いなぁ…。

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しゅうへい