劇場公開日 1984年12月15日

「バブルを感じた」Wの悲劇 Kさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5バブルを感じた

Kさん
2016年6月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

映画好きの母が定期的に見返しているということで気になっていた。
ストーリーはただただスタンダードだし特に感動することもないのだが、雰囲気が何よりもいい映画だった。私がまだ産まれる前の母が働いていた時の時代の雰囲気を濃く感じた。服装、街、メイク、雑貨。
母が何回も見るのがよくわかった。
演技面で言えば、三田桂子の演技が周りよりも頭ひとつ抜けているのは明らかなのだが、よりも高木美穂の演技に目が釘付けであった。もっと見たいと思わせる演技であった。薬師丸ひろ子は女優として熟成前という感じ。
自分の中でバブル期の映画が時代遅れという立ち位置ではなく、クラシックという立ち位置に変わってきている。

K