劇場公開日 1966年7月16日

他人の顔のレビュー・感想・評価

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4.0前衛的

2022年12月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

亡くなった俳優がいっぱい出ていて、思わず「若い!」と言いまくってしまった。生き残っている仲代達矢は、まだまだがんばっていただきたい。

安部公房は難しそうで読んだことないが、映画を観ても難しかった。とにかく、いろいろ前衛的だった。令和に再製作しても、テーマは十分通用するし、今時点での新しさが出ると思う。もし作るなら、主人公を長谷川博己で撮って欲しい。医者は山本耕史、妻は長澤まさみで。

最後の方の、仮面をつけた群衆が圧巻。もしかしたら同じ人がぐるぐる回っていたかもしれないけど、あの画は良かった。銀座のビアホール「ミュンヘン」や、渋谷駅(たぶん)とか、街中の景色も懐かしい。京マチ子が雑踏の中にいても、やはりきれいで、一人浮き上がっていた。

BS松竹東急の放送を鑑賞。

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ぷにゃぷにゃ

2.5顔が人格

2022年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

事故で顔面を火傷した主人公(仲代達矢)は包帯姿、担当医(平幹二朗)が精密な仮面を作ってくれる。
誰も気が付かないと重い、妻(京マチ子)を誘惑することに。
見た目に左右されるのは、鼻の利かない人間だから。

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いやよセブン