千利休 本覺坊遺文
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千利休 本覺坊遺文

劇場公開日

解説

千利休四百年遠忌特別作品。安土・桃山時代の茶人・千利休の謎に包まれた晩年を、愛弟子・本覚坊らが解き明かしていく様子を描く。井上靖原作の小説『本覺坊遺文』の映画化で、脚本は「天平の甍」の依田義賢が執筆。監督は「海と毒薬」の熊井啓、撮影は「女衒」の栃沢正夫がそれぞれ担当。

ストーリー

千利休が太閤秀吉の命で自刃してから27年後、愛弟子だった本覺坊は心の師と語らうのみの生活を送っていた。ある日本覺坊は、利休がなぜ秀吉の怒りを買って死んだのか、理由を解明しようと情熱を傾ける織田有楽斎に会って感動を覚えた。そして一年後、本覺坊は有楽斎に、利休の晩年山崎の妙喜庵で催された真夜中の茶会について話した。客は秀吉と、後に小田原落城で秀吉に刃向かって切腹した山上宗二だったが、もう一人がわからなかった。さらに一年後、有楽斎は残る客の一人は利休の弟子の古田織部だと見抜いた。織部も大坂夏の陣で豊臣方に内通したかどで、利休や山上宗二と共に自刃したが、実は三人とも死を誓い合っていた。翌年有楽斎は体が弱り危篤となったが、なお利休の最期の心境を知りたがっていた。本覺坊は夢にみた利休と秀吉の最期の茶事の光景を語り始めた。秀吉は一時の感情で下した利休に対する切腹の命を取り消したが、利休は茶人として守らなければならない砦のために切腹すると言い切った。本覺坊の話が利休の切腹に及ぼうとするところで、有楽斎はもうろうとした意識の中で刃を取って切腹したのだった。...

スタッフ

監督
脚本
依田義賢
原作
井上靖
製作総指揮
高丘季昭
製作
山口一信
製作補
大場正弘
撮影
栃沢正夫
美術
木村威夫
音楽
松村禎三
録音
久保田幸雄
照明
岩木保夫
編集
井上治
助監督
原一男
スチール
大橋弘
生花
川瀬敏郎

キャスト

作品データ

製作年 1989年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 107分

提供:株式会社キネマ旬報社

受賞歴

第13回 日本アカデミー賞(1990年)

ノミネート
作品賞  
監督賞 熊井啓
脚本賞 依田義賢
主演男優賞 奥田瑛二
助演男優賞 萬屋錦之介
音楽賞 松村禎三

第46回 ベネチア国際映画祭(1989年)

ノミネート
銀獅子賞 熊井啓

DVD・ブルーレイ

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