青春デンデケデケデケのレビュー・感想・評価
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突然の啓示で動き出す青春!
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Paraviで鑑賞(レンタル)。
原作は未読。
舞台の香川県観音寺市は、父方の田舎の隣町と云うことで本作に親しみを覚えたので、観てみることにしました。
大林宣彦監督ならではの小気味良いカット割りとノスタルジックな演出、比喩のヴィジュアル化が緩急巧みに取り入れられていて目を引きました。大林組常連のちょい出しもナイス。
特に合田富士夫役の俳優の演技が抜群に素晴らしい。
主人公が電気的啓示を受けたことで動き出した青春模様が懐かしさを喚起させる。別にバンド活動をしていたわけではないけれど、覚えのある感情たちが溢れ出し、絶妙に醸し出されるグルーヴ感がめちゃくちゃ心地良かったです。
堤防での別れの切なさが胸に沁みました。
※修正(2024/02/21)
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すごくよかった
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公開当時、映画館では見ずにレンタルビデオで見たような気がする。それ以来でレンタルDVDで見た。登場人物の高校生が田舎の絶妙に芋って感じですごくいい。そんな中、浅野忠信がかっこいい。黒縁眼鏡が似合っていて取らないで欲しかった。
喫茶店の開店祝いでのライブで途中からヤジが飛んでいたたまれない感じは、オレもバンドしていてアウェーの時に味わったことがあり、身につまされる。クライマックスの学際での『ジョニーBグッド』をエンドロールで見せてくれる心憎い構成。
音楽が贅沢。『パイプライン』はお腹いっぱい。ロックがテーマなのにいい子ちゃんばかりで、ハイクラスの高校の青春で、ヤンキー高校出のオレにはまぶしい。彼女でもなんでもない同級生と海に遊びに行く場面がすごくいい。
ただ、ちょっと長くて飽きる。
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