新吾二十番勝負 第二部

劇場公開日:

解説

「新吾二十番勝負」の第二部で、脚色川口松太郎・中山文夫、監督松田定次、撮影川崎新太郎はいずれも第一部と同じ顔ぶれ。

1961年製作/90分/日本
配給:東映
劇場公開日:1961年7月9日

ストーリー

葵新吾は四国、西条の領主松平頼安の居城に身柄を預けられた。剣の宿怨をこめた柳生一門の執拗な手は、四国にまで新吾を追っていた。無想流の棒術使い根津儀平と無明流の使い手白根弥次郎である。また、早足自慢の押しかけ家来六尺六平太、由紀姫、お縫までが新吾を追って西条の城にやって来た。剣一筋に生きようとする新吾には、それらの、皆がわずらわしかった。ある夜、密かに城を抜け出した新吾は、待伏せた白根弥次郎と剣を交えた。この危機は六平太によって脱することができた。弥次郎との再会は、納富一無斎への思慕を強く新吾によみがえらせた。新吾は、雲海に囲まれた仙境に一無斎を訪ね教えを乞うた。一無斎は剣の他に人としての道を新吾に説いた。その一無斎の言葉に、新吾は母お鯉の方と会う気持になった。そのお鯉の方は、蟄居も解け大奥に戻らず、唯、新吾が江戸に帰る日を待ちわびていた。新吾は、山を下りてお鯉の方と会うことにした。麓で新吾の修業のすむのを待っていた。お縫、六平太は躍りあがって喜んだ。三人は江戸に向った。一方、新吾との対決を迫る弥次郎は、秩父大台ケ原に乗り込んだ。真崎庄三郎は弥次郎の挑戦に敗れ重傷を負った。弥次郎は道場に居据わり、新吾との対決を待った。その知らせを聞いた新吾は、母との対面を捨てて秩父に飛んだ。正義に燃える新吾の剣は弥次郎を圧倒した。弥次郎は新吾の剣に屈服した。新吾は、重傷の庄三郎先生を介抱のためしばらく秩父に残ることになった。

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