見たい度推移(赤線は公開日)


医学界の腐敗にメスを入れた山崎豊子の同名小説を山本薩夫が映像化した力作。大阪・浪速大医学部は東教授の定年を控え、その後任選挙に関心が集中していた。財前助教授は候補者の一人だが、東教授は彼を嫌い、東都大学の船尾教授の助言で、菊川教授を対抗馬に仕立て上げる。映画の前半は、この二つの陣営の金力、組織力にものを言わせた策謀が巧みに描かれる。後半は東教授のあと釜として教授の座についた財前が、誤診問題で訴えられ、今度は反対派の教授も医学界の名誉のため、財前を擁護するさまがスリリングに展開。モスクワ映画祭で銀賞を受賞した。のちに2度TVドラマ化され、共に高視聴率を挙げた。





