劇場公開日 1975年2月15日

「タランティーノも夢中になった本格拳法映画」少林寺拳法 みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0タランティーノも夢中になった本格拳法映画

2016年6月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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日本少林寺拳法の礎を築いた宋道臣の半生をドラマチックに描いた熱血スポ根ドラマかと思ったら、中身はドスを拳に変えてみただけの王道の東映ヤクザ映画でした。
でも、これはこれで面白かったし、本作を見て少林寺拳法を始めた若者もいたのではなかろうか。
それだけ主役のチバちゃんが、無類の強さをまざまざと見せつけてくれる。
しかも正視出来ないほどの衝撃シーンのオンパレード。
しまいには少林寺拳法ってのは史上最強の殺人拳なのかと思えてくる。
さすがは世界のチバちゃんだからこそ為せるワザです。

少女をレイプしたチンピラには、そのオイタした局部を切り取り、通りすがりの犬のエサにしまうわ、戦意喪失のヤクザの親分にも容赦なく正拳突きを叩き込みアバラ骨を粉砕、彼の口からちぎれた舌を三枚も吐き出させる始末。
二枚舌ってのは聞いたことがあるが、さすがに三枚舌と言うのはちょっとない。
一体チバちゃんはどのような秘技を使ったのか、空恐ろしいばかりである。

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みつまる。