修羅之介斬魔剣 妖魔伝説

劇場公開日:

解説

江戸初期を舞台に、北条家の秘宝を巡る争いに巻き込まれた美貌の剣士・榊修羅之介の活躍を、デジタルSFXを駆使して描くスーパー時代劇。監督は「新・第三の極道III」の津島勝。原作は鳴海丈の同名伝奇小説で、脚本を「くノ一忍法帖 忍者月影抄」の中本博通が担当。主演はこれが時代劇初主演となる「家なき子(1994)」の京本政樹。

1996年製作/90分/日本
配給:東北新社=キングレコード
劇場公開日:1996年11月9日

ストーリー

南倉藩姫君の真夕が何者かに誘拐され、家老の井村大膳は姫と引き換えに藩が擁する宝刀・銀竜剣を渡せと迫られた。大男をも真っ二つに切り裂く剣技を買われ、取り引きの役目を任された修羅之介は、姫君を無事に助け出す。井村の不審な態度を見た修羅之介は姫より宝剣の由来を聞き、剣を取り戻すことにした。剣は豊臣に滅ぼされた北条家の秘宝の謎に関係するもので、今は北条家末裔にしてお家再興を宿願とするくノ一忍群の出雲の阿国一派が手にしている。銀竜剣はもう一つの宝剣・鳳凰剣と揃いで秘宝の謎を明かすとされ、鳳凰剣は幕府転覆を諮る伊達政宗の手にあった。政宗は秘術を操る怪僧・天海の力を借り、邪剣士一族の獰頑を使って銀竜剣を手に入れようとしていた。さらに井村も魔狼次を雇い入れて剣を取り戻そうと企んでいた。獰頑が阿国を襲い、修羅之介がその隙に剣を奪ったかと思えば、阿国一派の澪が色じかけで剣を手に入れようとし、さらに魔狼次が修羅之介を襲う。修羅之介は立ち塞がる敵を斬り倒すが、大乱戦を経て剣は政宗のもとに渡っていった。女掏摸のお蓮の働きで二つの剣に刻まれた暗号の写しを手に入れた修羅之介は、謎を解いて秘宝が隠された八王子城の地下へと向かう。最後に北条家秘宝へと辿り着いたのは、修羅之介と政宗を裏切った天海、ひとり生き延びた阿国の3人であった。天海はその不死身の正体を露にして阿国を殺し、修羅之介の秘技で首をはねられながらも笑みを浮かべていたが、その時落盤が起こって天海は秘宝と共に埋もれていった。

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