刺客列伝

劇場公開日:

解説

「眠狂四郎悪女狩り」の宮川一郎が脚本を執筆し、「やくざ番外地」の西村昭五郎が監督した任侠アクション。撮影は「極道ペテン師」の姫田真佐久。

1969年製作/87分/日本
配給:日活
劇場公開日:1969年12月6日

ストーリー

樋口正次郎は、渡世の義理から人を斬り、将来を約束した女郎おしのと別れた。おしのの身請け金を得るために、松田一家の仕切る石切場の人足になった。松田は監督官の俵少佐にとり入って甘い汁を吸っていた。そのカラクリを知って、暴れた正次郎は、松田の目にとまって用心棒のグループに入れられた。そこには、安、勝、清吉、銀次、鉄ら、ひと癖ある殺し屋がゴロゴロしていた。逃げた作業員に残酷なリンチを加える彼らも、女ができると、次第に自分たちの稼業に嫌気がさして来た。しかし、松田にかけ合いに行った清吉は殺された。その頃、正次郎は、石源の家にいる、兄を石切場で失った娘・芳江と知り合った。一方、松田は、軍の命令で納期が早まると、インチキ賭博で、作業員たちの給金をまき上げ、飯場へ逆戻りさせた。そんな頃、ピストルの名人・新田兄弟が、仲間入りした。実は、正次郎を狙ってきたのだった。その頃、三人の作業員が脱走を計画した。芳江と石源、正次郎が協力し、石源が松田の子分に殺された。正次郎と、六人の殺し屋もついに決起し、松田の事務所を襲い、捕われた芳江を救出した。俵少佐を見送りに駅にいた松田は、急報に高飛びしようとした。が、七人も後を追って列車に乗り込み、俵少佐を倒したが勝、新田兄弟、銀次、鉄が死んだ。しかし、ついに松田も正次郎の執念の白刃に刺された。

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