ザ・ハリウッド(1998)

劇場公開日:

解説

ビデオ店で働く留学生と家出少年の日常を通して映画への愛を描く青春ドラマ。監督・脚本は「真夏の少年」の野村恵一。共同脚本は小笠原恭子/松下隆一。撮影は林建作が担当している。元ジャニーズJrの喜多見英明が映画初主演。

1998年製作/105分/日本
劇場公開日:1998年10月24日

ストーリー

紅葉の秋、京都のビデオ店「ハリウッド」にバイトとして新しく家出少年次郎が入った。店には先輩店員ロバートがいた。ふたりの映画の好みはちがうが、徐々に友情がめばえる。やがてロバートは謎めいた中国人エレナと情熱的な恋におち、次郎は加茂川でいつもクラリネットを吹いている少女に淡い恋心を抱く。ある日次郎はビデオの自転車宅配中、佐伯という老人と出会う。次郎の仕事を知った佐伯は、次郎に自分の好きな古い時代劇のビデオを宅配させ、その話に興じる。最初は無関心だった次郎も少しづつ興味を覚える。一方、裏で密入国の手引きをしていたエレナがロバートの目の前で逮捕される。失意のもとロバートは自室の鍵を次郎に預け、放浪の旅に出る。次郎がロバートの部屋に行くと古い日本映画のビデオがたくさんあり、そこに佐伯がずっと探していた作品もあった。それを持って佐伯を訪れると、佐伯は死んでいた。彼は昔、時代劇のエキストラだった。通夜には当時の映画仲間が訪れ、次郎は彼らとそのビデオを観る。そこには若い佐伯が一瞬エキストラで写っていた。そして当時の時代劇スター尾上新乃介も通夜に訪れ、舞を踊る。その夜、次郎は佐伯の思いを胸に時代劇のオープンセットの屋根の上に立った。しばらくして次郎はロバートの部屋で、彼が熱心に撮影していたビデオをみつけた。それは京都市民に自分が一番好きな映画を聞くというもので、そこにはそれぞれの思い出に残る映画が様々な人たちによって語られていた。もはやロバートも佐伯も次郎の前からいなくなってしまったが、はればれとした顔で次郎は自転車をこいでいくのだった。

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