ザ・カラテ2

劇場公開日:

解説

「ザ・カラテ」シリーズ二作目。前作で盲目となった山下タダシが、再び世界の強豪を相手に大活躍する空手アクション映画。脚本は「三代目襲名」の高田宏治と「ザ・カラテ」の志村正浩、監督も同作の野田幸男、撮影も同作の増田敏雄がそれぞれ担当。

1974年製作/86分/日本
配給:東映
劇場公開日:1974年11月1日

ストーリー

“世界武道大会”で優勝した山下タダシは、卑怯者の奸計にかかり失明したが、くじけることなく武道と身心の鍛練に励んでいた。京都。新幹線のガード下に停っている小型車のラーメン屋“サムライ軒”店主は三平である。そこでラーメンを食べているタダシに、ニューギニアからやって来た、ギロチン・ブラザースが、いきなり蛮刀で襲いかかって来た。タダシは傷つきながらも、彼らを叩きふせる。このことが発端として、竜崎を初め世界の武道家たちが“打倒山下”を目指して続々と来日した。ブルー・ゲラー、ドクター・ワン、ドラキュラ・ジャック、金振八、キラー・崔などである。一方、正武館々長、鈴木正文は、武道の神髄を全世界の人に知ってもらうため“日本武道展”をアメリカで開く事を決意する。武道展に出品される門外不出の国宝、名刀・鬼切丸が厳重な警備の下に送り出されるが、鬼神流、竜崎配下に襲われ、武本師範代は崔に殺され、鬼切丸を奪われた。タダシはそれが竜崎の仕業と見破り、目の手術を受けることにした。竜崎の魔手は病院にまで及び、医師に変装した王に襲われるが、間一髪難を逃れた。待つよりは攻めるが易しと悟ったタダシは、自らワナにかかり本拠に乗り込む途中、ゲラーを倒すが、崔の投げるくさびに足を射抜かれ、谷底に転落した。だが、タダシは菅原トシ、ハジメの母子に救われて、徐々に体力は回復していった。そんなある日、ハジメがくさび形の武器を拾ったことから、敵の本拠が鬼神谷にある事を知った。タダシはそのくさびを持ち帰って正文に渡し、すぐにでも敵の牙城を攻撃するように頼むが、正文は制止した。一方、竜崎は悪逆な手段を用い正文をおびき出した。そして、ドラキュラがタダシを襲い、すさまじい死闘の末、ドラキュラが倒れた。竜崎のもとへ連行された正文も、激闘の末竜崎を倒す。正文の安否を気づかうタダシは、敵の本拠に乗り込み、崔と対決した。お互いの必殺技、崔の“骨破微塵”とタダシの“空中二段蹴り”が激突、しかしタダシの必殺技が一瞬早く、崔は血へドを吐いて倒れた。

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