国際秘密警察 指令第8号

劇場公開日:

解説

「あの娘に幸福を」の小川英と「真紅の男」の間藤守之が共同で脚本を執筆。「続社長漫遊記」の杉江敏男が監督したアクションドラマ。撮影は、「やぶにらみニッポン」の完倉泰一。

1963年製作/94分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1963年8月31日

ストーリー

南ヴェトナム・サイゴン、政府の建設調査官クエンが暗殺された。反政府ゲリラの仕業と見られたが、クエンを通じ入札の協力を受けていた日本の商社豊光物産にとっては大打撃だった。そのころパリのとあるカフェで、国際秘密警察官北見次郎が、国際的な死の商人、ルドルフ・ケントの行方を追うよう指令をうけていた。舞台はかわって日本。ケント一味の会話を収めたテープをもった豊光物産の秋元はサイゴンからの帰途羽田空港で何者かにさらわれた。その日、東京の一味の事務所で、密輸商人に化けた北見がケント一味に接近していた。ところで、豊光物産では、真相調査のため、秋元の同僚江崎をサイゴンに派遣することになった。が、その途次、江崎は知り合ったファッション・モデルの冴子とともにケント一味にとらわれた。一味は、江崎のもっていた暗号簿が目あてなのだ。だが、この暗号は江崎がサイゴンについてはじめて使われるものであることから、一味は彼を武器密輸船に乗せてサイゴンに護送しようとした。この船には秋元もとらわれていた。脱出を試みた秋元は殺されたが、潜入していた北見の手で船は爆沈され北見と江崎は九死に一生を得た。暗号簿は無事サイゴンにとどけられた。しかし、あくまでもあきらめないケント一味は東京に舞いもどり、秋元の恋人だった美恵を甘言でつって、機密書類をもち出させた。これが北見の知るところとなると、ケントはみずから一味を殺し、ひとり海外へのがれ、北見もこれを追い、日本を去った。

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