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薦められて「はだしのゲン」を読みました。なんか意味解んなかったです。先日、映画「ヒロシマナガサキ」を観ました。薦められて「はだしのゲン」を読みました。なんか意味解んなかったです。どうして、あんなマンガが良く推薦されるんでしょうか? 「はだしのゲン」って、「むごいのぅ むごいのぅ」トカ言ってるバカリで、 あまり上手く無い絵でヒロシマの悲惨さを書いてますが、 ぜんぜん、来ません。意味解らない所も多かったです。 原爆の事以外の部分の方が解り易かったです。先日、映画「ヒロシマナガサキ」を観ました。映画「黒い雨」も観た事あります。 すごく考えさせられました...。 これらの映画より、Q1;「はだしのゲン」が有名で推薦されるのはナゼなのでしょうか?あと、Q2;戦争の悲惨さを表していて、真面目に考えさせるお薦めの映画を教えてください!。彼氏が「軍オタ」(w!)で、ビデオやDVDを沢山もっていて、いろいろ観せられたんですが、マニアック過ぎたりよく解らなかったりしました...(W!)(ビデオの方が多いので古いのが多いとおもぃます。) こんな私にお勧めの映画を教えてくださぃ!。 観た映画を本棚にあるビデオのカバーを観ながら書いておきます。 (間違えてるかも知れません...)○良かった、と思った映画 ヒロシマナガサキ、黒い雨、プライベートライアン、バカが戦車でやって来る、オニ戦車T34、軍旗はためく下に、第三の男、●よく解らなかったり、飽きた映画 僕の村は戦場だった、史上最大の作戦、Uボート、硫黄島からの手紙、砂漠の狐、野火、レッドオクトーバーを追え、大脱走、父親達の星条旗、あまり沢山書いてもきりがないので....。マンガと映画を比べるのは変かもしれませんが、とりあえず、こんな質問です。よろしくお願いします!!!!。
質問日時: 2008/08/08 21:33:27
解決日時: 2008/08/15 16:23:01
「僕の村は戦場だった」って、タルコフスキーのあれですか?ミリタリーオタクの人にしてもすげぇマニアックっつーか、キャパシティの広い彼氏ですねぇ。つげ義春も読んでるらしいし、話が合いそうだなぁ。「はだしのゲン」が何故有名で薦められるのかってことですが、これは「分かりやすい」ってことに尽きると思います。・・・いやmicaneko1212さんが言う「意味分からない」って言うのもよく分かります。それは後述することにして。この「分かりやすさ」ってのはまぁ、あえてひどい言い方をすれば左翼的なステレオタイプ(つまり型にはまった)漫画としてこの漫画を賞賛する人たちの固定観念なんです。つまり「とにかく戦争はいけませんよ」っていう情操教育を頭ごなしに押し付けるには持って来いのテクストだって思ってるワケなんですね。「ゲン」を通して読んでもらえば分かるように、作者の中沢さんの思想性が露呈することがしばしば、いやむしろ頻出しています。そこを物語の中核だって思ってる人たちはまぁつまり、この作品をほとんどプロパガンダ的な「装置」として見ているんです。それを全部否定するつもりはありませんが、少なくとも作品の読み方としては、それは明らかに間違ったものですね。では、この漫画が優れていないのかと言われれば、そんなことは無い、と僕は思っています。呉智英というマンガ評論の第一人者がいます(この人自身は自ら「封建主義者」を自称しているくらいで、けっこー右寄りです)。この方は「ゲン」がそのように読まれている現状を大変憂慮している人なんですが、彼は「ゲン」に対して正しい評価を下したとしている人を二人挙げています。その二人とは手塚治虫さんと大江健三郎さんなんですが、この二人の評の共通点は両者とも政治的、思想的な見解をしていない、ということです。手塚さんはこの作品の根幹を支えているのは「家族愛」だと規定し、大江さんはこの作品を「原爆という厄災に関する民衆の記録である」としています。この場合の民衆とは、政治公式の民衆ではなく、フォークロア、つまり民話の意であると思われますが、この二人の読み方は非常に的を射ていると思いますね。厄災によって引き裂かれた人間関係に対する、凄まじい気迫と情念。これこそが「はだしのゲン」の魅力だと僕は思います。同時にmicaneko1212さんが言う分かりにくさっていうのはここから来てると思いますね。この作品は中沢さんの極めてプライベートな漫画なので、感情が先走ることが多いんです。その極端な例があの鬼気迫る、悪く言えば少し拙い画風だったり、「むごいのぅむごいのぅ」だったりするワケですが、あれもひっくるめてこの作品の魅力なんだと思います(生理的に受け付けない人にはキツイと思いますけど)。それから戦争物の映画という事ですが、「黒い雨」は今村昌平監督作品の中ではそれほどいい映画じゃないと思いますね。井伏鱒二の原作を読むことをお薦めします。「野火」も市川崑監督の映画ではなく、大岡昇平の原作を読むことを薦めます。映画だったら岡本喜八監督「血と砂」「肉弾」、新藤兼人監督「原爆の子」、原一男監督のドキュメンタリー「ゆきゆきて、神軍」などっすかね。後は下の方も挙げてるキューブリックの「フルメタル・ジャケット」とか。
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