ギャッピー ぼくらはこの夏ネクタイをする!

劇場公開日:

解説

一流企業への就職を目指して奮闘する三流大学生の姿をコミカルに描く。脚本・監督は「変態」の北川徹こと磯村一路、共同脚本は「オクトパスアーミー シブヤで会いたい」の及川中、撮影監督は「りぼん RE-BORN」の三好和宏がそれぞれ担当。

1990年製作/103分/日本
劇場公開日:1990年3月31日

ストーリー

就職戦線が加熱する八月のある日、八王子大学四年の日比野大のもとに、ゴールド証券という超一流企業の会社説明会の案内状が届いた。これはチャンスだとさっそく説明会に出席した大は、そこで今まで考えたこともなかったエリートたちの世界をかいま見る。大の気持は大きく動くが、ゴールド証券は人材の多様化を建前に三流大学からも説明会に呼ぶが、すでに一流大学の学生は面接が済んでいて内定者が決まっていたのだった。そのことを知った大は激しいショックを受けるが、その悔しさと屈辱感が逆に大を発奮させた。九月八日の面接で勝負すると、仲間の良治、敬太、登起子を前に、宣言するのだった。敬太のアドバイスでビル清掃のアルバイトとしてゴールド証券にもぐり込んだ大は、良治の助けもあって九月八日の面接官のリストを手に入れる。そこには説明会で大のハートを突きさした美人社員岡崎恵美の名前があった。なんとか恵美に接近した大は、彼女から木村部長、小原常務、沼田専務の三人がOKすれば面接は合格すると聞き、あらゆる手で彼らに近づいていくのだった。遂に面接の日、三人に信用を得た大だったが、恵美との仲をねたむ人事部長の逸見から、恵美を取るか会社を取るかの選択を迫られてしまう。そして、大は恵美や面接官たちの前で、自分が恵美を愛していることを告白するのだった。二カ月後、結局入社のチャンスを棒に振った大は、自分の力をためそうと一人でウォール街へ行く決心をし、恵美に見送られて旅立っていったのだった。

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