見たい度推移(赤線は公開日)


PFF1997で準グランプリに輝き、スキャンダラスな話題を呼んだ問題作。1970年代の学生運動グループの内紛劇を、学生監督とは思えない確かな構成力で見せた力作だが、後半エスカレートする残酷描写の数々が、生理的拒否感も伴った賛否両論を引き起こす結果となった。カリスマ的リーダーの獄中死に揺らぎ、崩壊していくある集団の末路。政治的な思惑やホラー映画的な感触を越えて、友情と裏切りのドラマをしたたかに見つめる監督の視線はどこまでもクールだ。16ミリ作品だが、そのまま一般劇場で公開されるという、PFF史上初の快挙を成し遂げている。





