噛む女
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解説

団塊の世代の夫が妻の陰謀により、死へ追いやられる恐怖を描く。結城昌治原作の同名小説の映画化で、脚本は「待ち濡れた女」の荒井晴彦が執筆。監督は「ベッドタイムアイズ」の神代辰巳。撮影は「パイレーツによろしく」の篠田昇がそれぞれ担当。

ストーリー

古賀雄一はシナリオ・ライターを経て、現在はアダルトビデオの制作会社を経営していた。彼は妻のちか子、娘の咲也子と共に郊外の一軒家へ引っ越したが、その夜はビデオギャルと浮気していて家には帰らなかった。ある日、雄一は友人のディレクター・山崎からTVのワイドショーへの出演を依頼され、かつての級友で俳優の角田祥と再会した。そしてそのTVを見たという小学校時代の同級生・海老野早苗が連絡してきて、会うことになった。雄一は早速早苗と会い、ホテルへ行った。そこで彼女はいきなり雄一の肩に噛みついてきた。久しぶりの行為に興奮したのだ。雄一にとっては一夜の遊びのつもりだったが、女はそうではなかった。「あなたの家庭を壊わしたくなった」と言う早苗に、雄一は軽く「いいよ」と答えた。それから雄一の家に会社に無言電話がかかるようになった。さらにいたずらは悪化し、窓ガラスに石をぶつけられたり、車のタイヤをパンクさせられたりした。雄一は海老野早苗のことを興信所で調べたが、すでにこの世にいなかった。雄一は正体不明の恐怖におののきながら、早苗と名乗る女に「家庭を捨てる気はない」と詫びた。古賀は翌朝、ちか子の車でゴルフに出かけたが、高速道路を走行中に事故を起こし帰らぬ人となった。しかし、この事故の裏には大きな秘密が隠されていた。すべては妻のちか子が仕組んだものだったのだ。...

スタッフ

監督
脚本
荒井晴彦
原作
結城昌治
プロデューサー
山田耕大
撮影
篠田昇
美術
菊川芳江
音楽
小六禮次郎
挿入歌
SION
録音
佐藤富士男
照明
川島晴雄
編集
鈴木晄
助監督
佐藤敏宏
スチール
渡辺亨

キャスト

作品データ

製作年 1988年
製作国 日本
配給 にっかつ
上映時間 102分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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