怪猫夜泣き沼
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怪猫夜泣き沼

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解説

「金語楼純情日記 珍遊侠伝」の民門敏雄の脚本を「鼠小僧忍び込み控 子の刻参上」の田坂勝彦が監督した怪談映画。撮影は「曙荘の殺人」の武田千吉郎。主演は「二十九人の喧嘩状」の勝新太郎、入江たか子、「刃傷未遂」の三田登喜子、荒木忍。ほかに細川俊夫、阿井美千子。

ストーリー

九州佐賀の水ヶ江城--藩主鍋島丹後守は、鼓の打合せに近習頭小森一馬に敗れたことから審判の竜造寺閑斎を手討ちにしてしまった。その裏には日頃から閑斎を邪魔にしていた悪家老磯早豊前のそそのかしがあった。丹後守が一刀を浴びせる後、豊前が閑斎を滅多斬りにし死体の上には、何時現われたのか、閑斎の愛猫こまが丹後守と豊前を睨んでいた。死体は城内の片隅底なしの沼に沈められた。--翌朝から城中には怪しい猫の崇りが現われるようになった。豊前一味の侍や腰元たちが次々と殺され、丹後守は毎夜鼓と謡の響、閑斎の亡霊にうなされて日に日に衰えて行った。一方、一馬は豊前一味に襲われ城下に逃れたが、その後も怪猫こまの祟りは続いていた。一馬と閑斎の娘園江は“こま”によって豊前こそ閑斎殺害の真犯人だと知らされた。“こま”は豊前の老母お杉に乗り移り、更に浪路をも食い殺して浪路になりすまし、丹後守と豊前を狙った。怪異の恐ろしさに生きた心地もない丹後守は、園江が我が身を賭して怪猫から自分を守ってくれることを知り、始めて悔い改めて彼女の前に一切を懺悔して許しを乞うた。かくて、丹後守が閑斎の霊を弔う追善能の日が来た。能を舞う丹後守の前に躍り出た怪猫の浪路は、多くの者を食い殺して丹後守に迫ったが、駈けつけた一馬のために遮られ、豊前を底なし沼へ引き込んで相共に最期を遂げた。...

スタッフ

監督
脚本
民門敏雄
企画
山崎昭郎
製作
酒井箴
撮影
武田千吉郎
美術
内藤昭
音楽
高橋半
録音
大谷厳
照明
島崎一二

キャスト

作品データ

製作年 1957年
製作国 日本
上映時間 90分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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