温泉女医

劇場公開日:

解説

「瘋癲老人日記」の木村恵吾と、「夜の配当」の田口耕三が共同でオリジナル・シナリオを執筆、「瘋癲老人日記」の木村恵吾が監督した喜劇。撮影は「温泉巡査」の宗川信夫。

1964年製作/78分/日本
配給:大映
劇場公開日:1964年1月9日

ストーリー

伊豆のとある温泉町。一名子宝温泉と呼ばれるこの町は、医者といえば高血圧の老人薮内大作ただ一人。息子の昌彦は医大を卒業しながら目下勘当中という変り者。代診を依頼した薮内医院に現われたのは美貌の女医塩月イサオだった。てきぱきしたイサオの診察ぶりは次第に人気を呼び、押すな押すなの大繁昌となった。ある日、イサオは豆福から紹介されて半玉吉弥を知った。本当は看護婦さんになりたいという吉弥に、イサオは妹のような愛情を感じた。一方郊外の養蜂園で蜂蜜エキスの研究に余念のない昌彦は、友人のホテルの若旦那淳吉に、吉弥への慕情を告白された。気の弱い彼は、恋の橋渡しをたのんだ。一計を案じた昌彦は、お座敷に吉弥を呼び人物テストを試みたが、丁度その時、独身の空しさを感じたイサオが吉弥を座敷によんだので、昌彦と淳吉は見つかって散々お灸をすえられた。しかしこの日からイサオの心に昌彦は面影を残した。やがてイサオが東京に帰る日、イサオは吉弥を落藉し看護婦学校へ入れるよう手続した。その祝いとイサオの送別会の夜、昌彦は彼女に求愛した。昌彦の勘当も解け、結婚式を挙げたイサオ、昌彦は、子宝温泉おしどり医者第一号となって、スタートした。

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