男はつらいよ 寅次郎子守唄のレビュー・感想・評価
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寅さんシリーズも色々
基本的には同じ寅さんシリーズです。
でも、笑える!という、いつものセンスではないです。
寅さんの、理不尽さ、嫌な言葉が端につく会話は残念です。
通常は、軽快さと笑いになる会話が!同じようにみえて違ったのが印象的です。
あれ?おいちゃん代わってる
分かっちゃいるけど、笑わそうとしている所で笑わされ、泣かそうとしてる所で泣かされる。。
渥美清さんは本当に演技が上手いね。
面白いけど毎度切なくなります。
十朱幸代若くてさわやか!
赤ん坊を背負った寅さん
ひょんなことから赤ん坊を押し付けられた寅さんは、仕方がないので柴又に戻ってくる。
みんなビックリするが、事情を聞いて納得、子供のいない、つねさん(三崎千恵子)は猫可愛がりする始末。
後半は優しい看護婦さん(十朱幸代)への片思い騒動となる。
寅さんの人の良さがよくわかる一編。
おいちゃん3代目に交代
ずーっと気になる。
おいちゃんが3代目に変わった。
ダメだ⤵️
1代目で出来上がったおいちゃんキャラ。
このおかげで寅さんシリーズの定番のおもしろさにコクが出るってもんよ。
2代目おいちゃん、見事に継承してしばらく続くと思いきや3代目。
茶の間のケンカが楽しみだったけど、このノリじゃしばらく我慢かな。
なんだ、今回は夢オヤジが出てないぞ。おいちゃんも三代目に。 博、ケ...
なんだ、今回は夢オヤジが出てないぞ。おいちゃんも三代目に。
博、ケガ騒動。みんな暖かい。「博の医者代にしろ」(涙)
赤ん坊騒動からのマドンナ(十朱幸代)への恋、そして失恋。今回は定番、王道まっしぐら。
今作の真のマドンナは春川ますみだった。女は容姿じゃないと思わせるきっぷの良さ、周りを明るくする雰囲気。爽やかだった。
前作13作目でもそうだったが、笑いの要素はほとんど無くなっている。残念ながら脚本が平板であると感じる。主観だがマンネリで驚きや発見や工夫がない。
BSテレビ東京で映画「男はつらいよ 寅次郎子守唄」(1974年)を見た。
“男はつらいよ”シリーズ第14作目。
おいちゃんはこの作品から下條正巳になっている。
5年間で3人が演じたことになる。
ここから48作目まで下條正巳が演じているらしい。
マドンナは十朱幸代。
撮影時は32才。
2020年現在は78才。
前作13作目でもそうだったが、笑いの要素はほとんど無くなっている。
残念ながら脚本が平板であると感じる。
主観だがマンネリで驚きや発見や工夫がない。
この作品では育児を放棄された乳児の話と、
十朱幸代と上條恒彦との色恋沙汰がストーリーの柱である。
上映時間は104分。
満足度は5点満点で2点☆☆です。
赤ん坊と美人看護婦と髭中顔男(笑)
「男はつらいよ」シリーズ第14作。
HuluでHDリマスター版を鑑賞。
寅さんが赤ん坊を背負って柴又に帰って来たもんだから大騒動に! 隠し子疑惑に揺れるとらやの面々でしたが、それが晴れたのも束の間、病気になった赤ん坊を連れて行った病院の美人看護婦・京子に、寅さんが一目惚れして…。
京子が所属しているコーラス・グループのリーダー・弥太郎も彼女に惚れていた。ところがこの弥太郎、髭中顔…違った、顔中髭に覆われていて、しかも奥手と来ていた。面白がって寅さんが恋の指南をするものの、図らずもキューピッドの役目を担ってしまい、またもや振られてしまうのでした…。
全体的にはかなり王道な部類の話でしたが、赤ん坊のお世話に奮闘するとらやの人々の姿が微笑ましかったです。
おいちゃんとおばちゃんの間には子がいなかったということで、実の子供のように育てようとする様に涙が出ました。
【余談】
またまたおいちゃん役の俳優が変わりました…。
やっと松村達雄が馴染んで来たところだったのに…。
【余談2】
まさか月亭八方が出てたとはなぁ…(笑)
※鑑賞記録
2020/07/04:BSテレ東「土曜は寅さん!4Kでらっくす」
(2回目)
寅と赤ん坊とオーソドックス
シリーズ14作目。
OPの夢は、日本昔話のような世界。
子供が出来ない夫婦(さくらと博)の元に“うぶすなの神”(寅さん)が現れ、赤ん坊を授ける。
という事で、このOPの夢やタイトル通り、“赤ん坊騒動”で始まる。
旅先で女房に逃げられ、赤ん坊を抱える若い男と出会った寅さん。
親切にしてやるが、翌朝起きたら、赤ん坊を残して居なくなっていた…!
仕方なく赤ん坊を連れて柴又に帰る寅さんだが、とらやの驚きっぷりは想像通り。
と、寅さんに赤ん坊が…!
隠し子か…!?
しかも、母親は居ない。
バカだとは思ってたけど、こんな恥をさらして…。
…と、勘違い。
事情を説明し、寅さんの実子じゃない事を知り、ひと安心。
とらやで預かる事になり、子供が出来なかったおばちゃんが大層可愛がる。
赤ん坊が熱を出し、博が仕事場で怪我した時に世話になった病院へ。
そこの看護婦・京子が今回のマドンナ。演じるは十朱幸代。
明るく、茶目っ気たっぷりで、魅力的。
何とか寅さんに会わせないようとしてたが、赤ん坊を心配してあちらからとらやを訪ねてきて、ばったり。
いつも通りの一目惚れ。
マドンナの前では赤ん坊の面倒を見るいい人を演じるが、居なくなるとさくらたちに赤ん坊を押し付ける困った寅さん。
ある日突然、赤ん坊の父親がとらやを訪ねてくる。
反省し、迎えに来たという。
さすがにとらや一同、その身勝手さにおかんむり。
この時父親は、これから一緒になるであろう女と一緒で、とても気前が良く、面倒見が良さそうな女性。
この女(ひと)になら、赤ん坊を任せられる。
赤ん坊を二人の元へ。
寂しそうなおばちゃんが涙を誘う。
赤ん坊騒動が一段落し、残った問題は、寅さんの恋。
今回寅さんは思いがけず、指南役に回る。
京子は休日、コーラス・グループに参加しており、その指揮者の青年が京子に片想い。
顔は髭もじゃで決して二枚目ではなく、貧乏で口下手。
寅さんの指南を受け、ある時勇気を振り絞って告白。そしたら…。
赤ん坊騒動に寅さんの恋、指南役。ラストは赤ん坊と再会。
今回は悪く言えば新鮮味ナシのパターン化、良く言えばオーソドックスでお決まりの定番化といった感じ。
本作から下條正巳が3代目おいちゃん役に。以後、シリーズ終了の48作まで努める。
初代森川、2代目松村もいいが、やはりおいちゃんと言うと、下條氏の印象が強い。
とてもよかった
寅さんが赤ん坊を連れて帰宅という里親展開で、その後おばちゃんが必死で面倒みているところとか、最高だった。
月亭八方は泣いている赤ん坊を怒鳴りつけるという、虐待一歩手前ぶりで、しかも哺乳瓶を口にくわえて運んでいて、今ではあり得ない。また、寅さんも8時間おむつを替えておらず、おそらくミルクも上げてないであろう。首が座っている感じだから3か月くらいだとは思うのだが、危険極まりない。おばちゃんが分かれた後泣いていて、気持ちわかる。
また、寅さんの恋敵であるのだが、上條恒彦のヒゲ眼鏡でセーターに穴が開いていて、応援したくなる感じ。好感度高かった。
3代目おいちゃんは、弱々しくて枯れた感じがよかった。寅さんの口上や長々と話す場面がたくさんあって豪華だった。
段取り寅さん
ネタが枯渇して渥美清の腕に頼り切っている様子。
ストーリーに初期のような必然性は無く、寅さんの設定もブレている。こんなに早い段階でこんな体たらくだったとは……本作設定では40歳と年をとった寅さんは悲痛過ぎてそれを隠すためか?不自然なコントに終始。笑わせようとし過ぎて空回り。
この後持ち直した、という事、なのかしらん。
ラスト、旅の空での再会劇は情にあつくやはり堪らなくうまいのだが。
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