男の世界(1971)

劇場公開日:

解説

過去の復讐をするために、カナダから暗黒街に舞い戻った一匹狼が、やくざ組織に闘いをいどむアクション篇。脚本は「野良猫ロック マシンアニマル」の中西隆三。監督、撮影も同作の長谷部安春と山崎善弘がそれぞれ担当。

1971年製作/82分/日本
原題:Shadoe of Deception
配給:ダイニチ映配
劇場公開日:1971年1月13日

ストーリー

紺野忠夫が五年振りにカナダから帰って来た。彼は、ある組織のボス白石に殺された恋人夕子を忘れるために、カナダへ飛んだが、何も得られないまま帰国した。それは恋人への復讐か、それとも他に思惑があってのことか誰にもわからなかった。五年前、夕子殺害で自首した白石も、まもなく出所する予定だった。そんな時期だけに当時の担当刑事茂木が執拗に紺野をつけねらっていた。ひとまず紺野は、昔の仲間神吉の世話でツーリスト・ビューローの仕事についたが、神吉や北見らは紺野が白石に対して復讐手段を取るものと思い、協力を申し出ていた。ある日、紺野は昔経営していた「クラブ城」に現われ、店を肩がわりしてもらった社長の阿川が、昔のままで商売を続けているのをみて感謝した。当時紺野は、ヨット連盟の会長の座にもいたが、事件が起って店を阿川に譲ると同時に、会長役も阿川に譲ったのだ。一方、紺野の帰国を耳にした白石組の残党が、代貸窪田の元に集結していた。このような緊迫した状態の中で白石が出所した。窪田は、白石に紺野の帰国を報告するとともに、彼の身を守る約束をした。ある日、ヨット仲間の船田を訪ねた紺野は、ヨット連盟の阿川をとりまく黒い噂を耳にして、阿川の独裁に疑惑の念をいだいた。出所後、白石は密かに阿川コンツェルンに出所報告に出向き、阿川のために入獄し、組まで潰された代償を求めたが、阿川は、紺野を殺すはずだった白石を責めた。その頃、仲間の通報で、阿川のヨット連盟の秘密を知り、多額の金が事業経営に回っていることを知った紺野は、阿川の悪事追求に全力を傾けた。一方、白石は紺野の動きを察知し、再び紺野に挑戦状をたたきつけて来たが、紺野は相手にならず単身、阿川のもとに踏みこみ、阿川を殴りつけ、茂木に引き渡した。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5見るたびに太ってくる裕次郎

2017年3月31日
iPhoneアプリから投稿

アクションシーンはまだか、まだか
とイライラしながら当時映画館で見ました
結局 派手なアクションはなく
なんだか かったるい映画でした

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力王
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