劇場公開日 2022年10月28日

「抑揚のない物語、達成感もカタルシスもない」王立宇宙軍 オネアミスの翼 月野沙漠さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5抑揚のない物語、達成感もカタルシスもない

2015年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

2015/10/04、DVDで鑑賞。
この作品については全然知りませんでした。なぜ知ったかというと岡田斗司夫がレコーディングセックスを流出させ、話題になった時に彼について調べたから。そして堀江貴文と制作しようとしているアニメがこれの続編だというので、調べてみると評価が高い。なら観てみるかなと。
当方、アニメの技術には疎く、映像の凄さにおいても今基準でしか見れないのであしからず。

まず、主人公に魅力がない。終始ヌボーっとした感じで、なぜあの少女に惹かれてあそこまでやる気になったのかいまいち伝わってこない。変に宗教にはまってて可愛いとも言えず、心の綺麗さに触れたようなシーンもなかった。ロケット打ち上げ成功でもヌボーっとしててお祈りなんか始めるので、達成感やカタルシスをまるで感じず、感動も何もない。森本レオの声がどうも不自然。合っていないと思う。この声の影響もだいぶ大きいように思う。
宗教と科学技術の発展の対比や国家の陰謀に振り回される下々の人たちといったことをメッセージとして伝えたかったのかもしれないけど、それをするのに異次元の世界を舞台にする必要があったのかな?
これの続編の話、参加者に1万円払わせた声優オーディション以来、続報聞かないけど作る気あるのかね?興味ないけど。作らないならオーディション受けた人はムカつくわな。

月野沙漠
momokichiさんのコメント
2022年11月11日

> なぜあの少女に惹かれてあそこまでやる気になったのかいまいち伝わってこない。変に宗教にはまってて可愛いとも言えず、心の綺麗さに触れたようなシーンもなかった。

いや、もう正に。

momokichi