劇場公開日 1995年4月8日

エコエコアザラク(1995)のレビュー・感想・評価

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4.0充分楽しめる

2024年3月28日
PCから投稿

十数年ぶりに観た。
直前にシリーズ3作目を見たせいか、良くできた作品だと感心させられる。

・まず、演技。実力のある面々で、中でも菅野は主役を完全に食ってる。
・そして演出。工夫を凝らして安っぽくならないよう、違和感無く仕上げていて良い。
・更にストーリー。初めて観た時は、誰がヒール役かわかりませんでした。また、セクシーな見せ場もある。

強いて弱点を挙げるとすれば、音響。
この当時多用された「グチョ」「べチョ」音の品の無さ、血飛沫の音(シャー)の芸の無さときたら…。
でも、それら弱点を差し引いても良い味を出している。

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ビン棒

4.0学園ホラーの傑作

2019年2月21日
Androidアプリから投稿

鑑賞記録はVHSだ!
監督は近作では「アンフェア」の佐藤嗣麻子。
「K−20 怪人20面相」の監督ですね。

当時人気の吉野公佳と菅野美穂が主演。
ですが容赦ない恐怖演出を観せてくれます。
そんじょそこらの監督よりもよっぽど男前な演出をしてみせる、才能ある監督だと思うんだが、寡作なんですよねえ。TVやゲームの仕事もしてるようだが、監督作品をもっと観てみたい。

やはりなんだかんだいっても映画業界は男社会というのが影響しているような気がしてならない。
本広克行や大友啓史にアクション撮らせるくらいなら、この監督に任せた方がよっぽどカッコイイ映画になると思うがねえ。

この作品に関しては、オカルト、美少女、美少年、お色気、校内パニック、そして勿論たっぷりの血糊と、面白要素をこれでもかと詰め込んだ作品なんで、なかなか観るのが難しいとは思うが、機会が有れば是非どうぞ。

オススメ。

追記

この監督、あの「YAMATO」の脚本書いてたようで、あるレビューで脚本が悪いなんて書かれていたが、そもそも「宇宙戦艦ヤマト」を2時間の映画に纏めるってのが無茶な話で、そんな脚本任された者の身になれってもんですよ(笑)

大内貴仁をアクションコーディネーターに迎えた、この監督のアクション映画を観てみたいなあ。

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MAKO