右門捕物帖 緋鹿の子異変

劇場公開日:

解説

製作は「平手造酒(1951)」の竹中美弘で佐々木味津三の原作を「右門捕物帖 伊豆の旅日記」の鏡二郎に、長島富三郎が協力して脚色し、「高原の駅よさようなら」の中川信夫が監督、「平手造酒(1951)」の河崎喜久三が撮影に当たっている。主演は「薩摩飛脚(1951)」の嵐寛寿郎と「結婚行進曲」の山根寿子。それに小倉繁、柳家金語楼、中村是好、利根はる恵などが助演している。

1952年製作/88分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1952年1月3日

ストーリー

猿若座の初春興行の「明烏」の舞台で、浦里に扮した鯉紅が突然怪死した。あば敬旦那は浦里を折檻するおかや役の松十郎を検挙した。検屍に立会った右門は死体から発見した縫針と楽屋で拾った薬紙と伝六が間違えて猿若座から履いて来た草履とから、これは他国から入りこんだ小屋者に関係があるとにらんだ。やがてその捜査線上に、佐太郎という男とそれを追う猫目の紅太郎の二人が浮かんで来た。そして、紅太郎を追って山奥の曲芸団に乗込み、江戸を荒らす怪盗団と紅太郎が関係あり、また曲芸団にふくみ針を使うおつたという女のいることを知った。一方、また水茶屋の女お新は、死んだ佐太郎の恋人お美代に似ていることから佐太郎に慕われ恋仲になっていたが、殺された鯉紅はそのお新に横恋慕して、想いがかなわぬ恨みを、お新の弟で、彼の弟子のしほにつらく当たって晴らしていた。そこでのしほが最も鯉紅殺しの犯人と目されたが、お新の自白から、鯉紅をねらっている弟や佐太郎に代わって、鯉紅を殺したてんまつを自白し、のしほの晴れの舞台を見納めに、右門にひかれて行った。

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