見たい度推移(赤線は公開日)


故・松田優作の主演が予定されていた1980年代の幻の企画を、崔洋一監督が1990年代のテイストで映画化。無国籍な街と化した新宿・歌舞伎町を舞台に、本能のままに生きる人々の姿をエネルギッシュに描き出す。マフィアに情報を流しては金をせしめる悪徳刑事・中山は、犯罪に手を染める中国人女性の桃花と恋人関係にある。相棒の情報屋、秀吉は中山と行動をともにしつつも、彼には内緒で桃花に手を貸していた。そんなある日、桃花が何者かに殺害された。復讐を誓った中山と秀吉は、凶暴な韓国系マフィアを敵に回して大芝居を打つが……。善悪では割り切れない複雑な人物像を捉えつつ、街の混沌を浮き彫りに。新宿中を駆け回るクライマックスの疾走感が、強烈な印象を与える。




