見たい度推移(赤線は公開日)


常磐線経由、青森行の急行列車“みちのく”を舞台に、機関士とその助士との協同作業を軸に、彼らの仕事ぶりを描く、ドキュメンタリー作家・土本典昭の実質的処女作。国鉄のPR映画として企画されたが、土本監督は、機関士たちの苛酷な労働の実情や、彼らの熟練した技術の細部を映し出し、額に汗して仕事に打ち込む者への慈しみをたたえた。狭い機関室内をあらゆる角度から捉えるとともに、望遠レンズを駆使してダイナミックに疾走する汽車の美しくも力強い姿を入れるなど、力動感あふれるカメラワークも見どころ。映画史上、SL映画のベストワンとの呼び声が高い名作だ。




