見たい度推移(赤線は公開日)


故・黒澤明が最後まで映画化を目指した企画を28年間助監督として師事した小泉堯史が完成させた心温まる時代劇。強い剣豪ながら仕官できない浪人・三沢伊兵衛とその妻たよの泊まる安宿には、雨があがるのを鬱々と待つ人々が大勢いた。心根の優しい伊兵衛は、賭け試合で金を都合し酒や食べ物を振る舞い人々の心を和ませる。あくる日、侍同士の果し合いに遭遇し懸命に彼らを止めた伊兵衛に、藩から剣術指南番の話が起こる……。黒澤組スタッフとゆかりのキャストが集結して、小泉の監督デビューを支え、黒澤の残した覚え書き通り、“見終わって晴れ晴れとした気持ちになるような作品”に仕上げた。また、多くの黒澤作品の音楽を担当した佐藤勝の遺作ともなった。




