青い山脈(1963)のレビュー・感想・評価
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ハラスメントの教材になる
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吉永小百合さんを主人公に起用した学園もの青春ドラマです。今とは隔世の感があります。この映画について、3つのポイントを
1)ハラスメント満載
セリフの端々に、今ならイエローカード、レッドカードが出るようなものがありました。時代が変わったんだ、ということを実感できます。当時の価値観では何ら問題にならなかったでしょう。女の人を前にしても、女のくせに・・・って普通に言いますからね。今なら制作、配給ともにアウトです。
2)美しさの競演
吉永小百合さんも美しいですが、個人的には伊豆の踊子の方が好みです。芦原いづみさんはヤル気に満ちた女先生の役がフィットしていました。ヒアルロン酸もアートメイクもない時代に、見とれてしまう美しさです。
3)戦後の明るい時代を感じられる
戦後しばらくした頃の舞台設定です。キスではなく、キッス。異性と何かあるとハレンチ。いい時代です。オープニングで流れる藤山一郎さんの歌声がいいですね。明るくなります。
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昭和エンターテイメント
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どうも昭和すぎてついて行けないと思ってしまうところもあったけれど、好きなものを好きと言えないのは苦しいと先生が言ってらして、そうだなぁと共感。
最後の好きだーって叫ぶシーンは素直で良かったなぁ
そう考えると、素直さは後天的に身につくものなのかもしれませんね。勉強になりました。
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