あゝひめゆりの塔

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劇場公開日:

解説

太平洋戦争末期の沖縄戦に看護要員として動員された「ひめゆり学徒隊」の悲劇を描いた戦争ドラマ。舛田利雄監督が吉永小百合と浜田光夫の日活黄金コンビを迎え、石野径一郎の同名小説を映画化した。昭和18年。まだ戦争の影の薄い沖縄で級友たちと運動会を楽しんでいた沖縄師範女子部の与那嶺和子は、師範男子の西里順一郎と出会う。翌19年になると戦局は悪化。ついに沖縄も戦場になろうとする中、陣地構築の作業に従事するようになった和子と順一郎は、互いに愛情を抱き始める。やがてサイパン島が陥落。小学校教員である和子の母ハツは、内地への疎開が決まった学童たちに同行するため輸送船に乗るが、船を撃沈され帰らぬ人となってしまう。10月、ついに空襲が始まる。全島に非常戦時体制が敷かれ、女子学生は臨時看護師として南風原陸軍病院へ、男子学生は鉄血勤皇隊として陸軍と行動を共にすることになる。

1968年製作/127分/日本
配給:日活
劇場公開日:1968年9月21日

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映画レビュー

3.0やはり戦争はあってはならないな

2024年1月1日
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プライア

5.0ふるさと

2022年6月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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しゅうへい

彼女達はアメリカ軍に単純に殺された訳ではない。その点をアイドル映画といえど、キチンと説明すべき。

2022年4月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

台詞の中に出てくる『最後まで頑張る』ってどう言うことなのだろう。『ここから脱出を頑張る』って、何処へ脱出するのだろう。『生きろ!』って言っておきながら。『なんかおかしい』と気づかなかったのか?師範学校の教養ある人達がこの程度だから、庶民はどうだったんだろう。正解は一つだけ、白旗立てて、米軍に投降。『ありえない、現実的でない』とのたまわるだろうが『白旗少女』の事実を忘れてはいけない。
『日本はもうダメだ』って言って殴られる。なんでなのだろう。68年上映の映画の中で、そんな事言って殴られると言う演出がある。なんかおかしいと思う。事実戦争は負けているし。事実を語って、何故殴られるのだろう。
兎も角、歴史なのだから、結果は必然。事実なのだから、救いは無いが、なんの反省もなく、68年の俳優たちが肯定的に演じているのが気になる。主演のアイドルが、一方で原爆の悲惨さを朗読したり、反戦を訴えても、全く信用できない。もう少し、責任持って演じて貰いたいアイドルと言えど。

アメリカ軍に殺されたのでは無く、帝国陸軍の巻き添えを、沖縄県民はくらったと僕は見たが。

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マサシ

2.5戦争に翻弄され忘れらた女学生達

2022年2月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

興奮

内容は太平洋戦争末期の沖縄戦による女学生『ひめゆり学徒隊』についての原作者石野径一郎による小説をもとにした作品。実際は想像も出来ない過酷な世界だったろうと考える一方。人間は全て忘れる生き物だという事。集団心理の恐ろしさと人間の本性を感じさせた。歴史の中に埋もれてしまうであろう痛みや恐怖を少しでもわかった気になる作品。ラスト分かっていたが救いの無い終わり方は重かった。自決用の青酸カリが牛乳と呼ばれている事。国家の責任と無責任な対応に振り回される人々が痛かった。カラー映画がとれる時代に白黒で撮ったので流血シーンが見易くなった気がする。

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コバヤシマル
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