見たい度推移(赤線は公開日)


N.Y.在住で、同地で撮影された細谷佳史監督の「スリーピー・ヘッズ」で助監督を務めた保田卓夫がオールN.Y.ロケで完成させた監督デビュー作。ストリートで売れない絵を売っている画家志望の優一郎、インターネットでポルノ小説を執筆中の圭介、自称“天才”のギタリスト、勉。ブルックリンで暮らす彼らのもとに、日本から優一郎の幼なじみ紗於里がやって来た。彼女の目的はN.Y.に住んでいる姉、綾乃の様子を探ることなのだが……。物語は行方不明の綾乃をめぐって展開するが、映画のメインはあくまでも、3人の日本人青年のライフスタイル。気負わず、流されず、異国で“自分らしく”生きる彼らの姿には、監督自身の体験が反映されているのだとか。主演陣はいずれも好演しているが、とりわけ音楽も手掛けたシアターブルックの佐藤タイジの存在感は抜群。綾乃に扮した裕木奈江も出番は少ないが、印象的なたたずまいを見せている。



