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生粋のオタク監督、ギレルモ・デル・トロが撮り上げた大人のためのダーク・ファンタジー。物語の舞台は1940年代、フランコ将軍の独裁政権下にあったスペイン。自由を抑圧された人々が、独裁政権の恐怖に怯えて暮らす中で、主人公の少女も母親の再婚によって、目をつむりたくなるような現実世界と直面する。
そんな時、彼女の目の前に現れるのが、彼女が妖精の王国の王女だと主張する妖精なのだが、果たして彼女が見たのは幻想だったのかどうか・・・というのが物語の骨子だが、デル・トロが作り上げた世界観はとても美しく、怪しく、そして切ない。
何より着目すべきは、そのストーリーテリングの巧みさ。観客を幻想の世界に誘う語り口は見事だし、伏線の張り方も素晴らしい。アカデミー賞外国語映画賞に輝いたのも納得の1本だ。

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予告編で薄暗いファンタジーでいいなぁと思って観たのですが、これはファンタジーを小道具として用いた戦争映画/ヒューマンドラマでした。
ハリポタやロードオブザリングと同じようなファンタジーが観られると思って行くと後悔しかねないので、要注意です。
また残酷な描写が終始目に付き、幼い子と観るのは避けた方が良いかと思います。観終わった後の会話に困る事必至です。
他の方より低いC+というスコアですが、ファンタジーを謳った割にはそんなにファンタジーに重点が置かれていない事と、予想外に残酷な表現がオンパレードである事、現実世界と架空世界の往復に終始した結果、内容やメッセージがぼやけてしまったように感じたのでC+にしました。
ただ、可愛い主人公と奇妙なクリーチャーなどの映像はなかなか良く、探せば観る価値もなくはない映画でした。

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内容は、ちょっとグロめのファンタジーを期待していったのですが、とってもとっても悲しいお話でした。ラストは僕的にはあまり救われないラストで、一緒に行った男性(妻の友人のご主人)も困惑していました。(アメリカで初めて映画館で見る映画がこれなんて、ごめんなさい。)
いや、それにしても、各賞総なめとなりそうなこの映画、ギレルモ・デルトロ(俳優のデルトロとは違う)というヘル・ボーイなんかの監督がメガホンを取っています。彼はこの映画を撮るにあたって、かなり「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」などの宮崎アニメの影響を受けたのではないかと思います。随所にそれとわかるシーンが・・・。それにしてもダークなファンタジーが好きな方には絶対におすすめ!!

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事前に論評やストーリーを調べず、可愛らしいおとぎばなしだと思って観に行ったので、グロテスクなシーンには正直驚きました。目を開けているのがやっとという場面もあって混乱しましたが、時代背景も設定もまったく人たちからも考えさせられるものがあって良かったです。何日か経ってまた観たいと思う心に残る映画のひとつになりました。

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ギレルモ・デル・トロ監督が、1944年のスペイン内戦下を舞台に
現実と迷宮の狭間で3つの試練を乗り越える少女の成長を描く
ダーク・ファンタジー。ファシズムという現実から逃れるため、
架空の世界に入り込む少女を通じて人間性の本質に鋭く切り込む。
↑まさに、このあらすじ通りの展開。かなりダークな物語です。
私達が普通に連想する、可愛い妖精やお花なんて出てきやしない。
血と泥と恐怖に彩られた現実と架空の世界で、ひとりの女の子が
過酷な試練を乗り越えていく話。普通に観ても、かなり怖い。。。
だいたい何故この母は、独裁主義の大尉と再婚してしまったの?
それしか生きる手だてがなかった時代ともいえるけど、にしても
冒頭から不穏な空気がずっと漂い、彼女を追ってくる妖精(昆虫)
のみが、少しばかりの安らぎをもたらす…と思いきや、導かれた
迷宮の牧羊神パンの姿ときたら、とても子供向けには思えない^^;
PG-12かぁ。分かる気がする…。
地上でも、地中でも、恐怖感がたいして変わらないので、
彼女が迷宮に入っていっても、こちらは心配でしようがない。
見つかって殺されてしまうんじゃないか、それが妄想の世界なら
まだいい、でもこの映画では、全てがかなりの悪魔なのだから。。
泥だらけ、傷だらけ、血だらけになってもなおパンの云うとおり、
約束を果たそうとする彼女の行きついた先は…。
このラストをどう捉えるかもさまざまだろうけど、少なくとも
日本やアメリカでは、こういう描き方は絶対しないだろうなー^^;
強烈な独自性に彩られた異色ファンタジーであり、彼の世界観が
いかに凄いかを実感できる作品。ただあまりにも凄惨な光景に
私は何度も目を閉じてしまったのでした。。
(ホラー映画より、おそらくずっと怖い作品。もう観れないかも^^;)

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ポスターのファンタジックな印象とは違い、残虐でそして、美しい・・・現実?幻想?・・・本当の幸せは?衝撃的でいつまでも心に残り問いかけられている。

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ずっと気になっていた映画。
平日昼間ということもあって、10人ぐらいしかいない映画館の後ろの席で、その列の真ん中にぽつん・・・と一人座って観てきました。
面白いです。確かに面白いと思う。
孤独で過酷な状況に置かれた人間が、どうやって想像力でそれを乗り越えようとするか・・・という人間の想像力に注目した物語でもあるし、あるいは私達の「現実」に対する別の解釈とも取れるし。
登場人物のキャラクターにも深みがあったし、時計なんかの小道具も伏線にも富んでいるだけじゃなくて、すごく象徴的。もちろん幻想世界はもっと象徴的。
解釈の仕方も、見所も沢山ある映画だと思う。
だけど。
なかなか友達には勧めにくい。。。
なんでって、、、すごく気持ち悪いから。
正直一人で観にいってよかった。
血、痛々しい傷口、壊死、暴力、ぐちゃぐちゃ、虫、何でもグロテスクなもの、異形の生き物・・・なんかが苦手な人にはきついシーンの連続!私もこらえきれず2度ほど目をつむりました。。
それでも、幻想世界に出てくる一番グロテスクで怖い生き物はすごかった!!あんなの初めて見た。
グロテスクなものが夢に出てきても大丈夫!って人は是非観にいってみてください。

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完全大人向けファンタジー。
アカデミー賞受賞したときから期待してましたが、
やっぱ期待通りでした。素晴らしいです。
目のないお化けは夢に見そうです。
見ようか迷っている人には、ぜひ「見ろ!!」と言いたいです。